しあわせの秘訣

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは、リスク管理担当の山口です。
以前より、私の楽しみのひとつが温泉ですが、先日久しぶりに草津温泉に行ってきました。
全国いろいろな温泉に行っているのですが、湯量日本一の草津は、意外に訪れる機会の少なかった場所です。

温泉といっても法律上は定義がゆるいためいろいろあるのですが、なんといっても火山性でかつ強酸性の草津は、その中でも温泉中の温泉です。
使っても、使っても湧いてくるわけですから、文字通り「湯水のごとく」あふれる温泉を堪能できるのは、温泉好きにとっては何よりのしあわせです。
さらに、草津は、源泉が何本もあるため、一度行けば何種類もの湯が楽しめるのも魅力で、その効能は「恋の病」以外はなんでも直してしまうほど強力であることは言うまでもありません。
次から次へと湧いてくる正真正銘「源泉かけながし」の湯が静かにあふれる、くりぬいた岩で作られた湯船に夜静かに入っていると、頭の中にしあわせホルモン(β-エンドルフィン)が、じわじわと一杯に広がるのがよくわかります。

 地方の温泉にしょっちゅう行ければいいのですが、そうはいかないので、普段は都内の温浴施設によく出かけます。都内の温泉は火山性のものはほとんどなく、化石水(昔の海水が地層にとじこめられたもの)ですが、同じ様に湯船につかって、草津の思い出に耽っていると、似たような幸せ感を味わうことができます。私たちの脳は、一度体験したものは、状況次第で何度も追体験できる仕組みのようで、さらに辛い体験ですら、状況次第では楽しい思い出にしてしまうことができます。こんな素敵な仕組みをうまく使わない手はないでしょう。

 新しい会社の体験は、いままでの大きな会社でのある程度先の見える仕事とは違って、日々違う地平線が見えるような感覚を味わうことができます。時には大変なこともありますが、おそらく後で思い返した時には、そういった厳しい体験も含めて、楽しい思い出に変わっているのでしょう。そのためには、とにかく一日一日を、精一杯かつ思いっきり駆け抜けることが、秘訣かもしれません。

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