富士登山を経験しました

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

監査部所属の富田和彦です。
8月早々に念願の富士登山のチャンスが到来しました。
親しい登山仲間からの誘いで、挑戦することになったものです。
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小田急線新松田駅に集合してから、炎天下で最終的な打ち合わせを行い、それから直通バスで、須走口新五合目へ移動しました。
夏休み入りしていることもあり、登山道近くは、賑わっていました。
商店街を通り抜けると整地され、古御嶽神社で参拝した後、ストレッチして、緊張感を持って樹林の中を涼しげに登り始めました。

五合目(標高2,000m)からの登山でしたが、適宜水分補給をしながら、高山植物を観賞したり、野生の苺の実を頬張ることもして、途中、他の登山客とも富士を見上げながら談笑する余裕がありました。

しかし、途中でメンバーの一人が足の筋肉疲労でしっかり歩けなくなり出し、マツサージしたり、薬を塗ったりで、少々歩行に暗雲が漂い始めました。
目標のかなり手前の六合目(標高2,700m)近くで夜7時を回り、無理は出来ないからと投泊を決断し、山小屋にチェックインしました。
雑魚寝、素泊まりを応諾し、何とか休息することが出来ました。
外気が冷えているので、厚着して外に出て簡単な食事をしてから眠ることになりました。

翌朝は4時に起床し、出発準備を始めましたが、山小屋の管理人さんが、もう直ぐご来光が見れますよ!とのアナウンス。
待機していますと、4時53分に白い雲海の彼方にオレンジ色の太陽が昇って来ました。
周囲は、「美しい!素晴らしい!」の連呼となりました。

そして、5時17分いよいよ頂上を目指してアタック開始でした。
黙々と急坂を登り出しましたが、早朝にもかかわらず大勢の登山客が列をなしていましたので驚きでした。

ところが、7合目(標高3,200m)辺りで私は、高山病のような症状になり、頭痛が少し強くなって、酸素不足と言われてしまう始末で歩きが止まってしまいました。
それでも長めの休息後、何とか体力も回復し、気持ちを奮い立たせて、【もう戻れない!】の
決意でピッチを維持しながら、9時53分に歓喜の登頂となりました。

外国からの登山客と写真を撮影し合ったり、山麓を見降ろしたりして、登頂出来た気分を十分味わった後、頂上のトイレ(200円)を利用してから下山になりました。
一つの目標を苦しみながらも、メンバ-で励ましあって、霊峰富士初登頂を達成したことで何とも言えない充実感がありました。

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