秋分の日に考えたこと

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。システム部 新井山です。

秋分の日に祖父の米寿祝いで久々に祖父の家を訪問しました。
私がめったに訪問しないからだとおもいますが、88歳になった祖父は私の名前を忘れていました。
国鉄を長年勤めあげ、魚は骨まで食べ、ついこの前まで車も運転していた力持ちのおじいちゃん、という印象だったので、結構ショックでした。
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私の祖父の家は、玄関先に車を2台程停められる駐車場があり、そのスペースを覆うようにしてブドウ棚があります。
駐車場の屋根がブドウ棚になっているわけですね。今回は時期がよく、たくさん実が生っており、まさにブドウの屋根状態でした。
アスファルトの上に居ながらにして、頭上にはブドウ。車に乗る前に一粒。帰ってきたらまた一粒。という具合につまみ食いができます。お洒落ですね。

今回、祖父とはほとんど会話できなかったので、その駐車場でブドウ狩りと青虫駆除しながら、祖父がこのブドウの木をどんな気持ちで植え、育てたのかな?というのを考えてみました。
正解は分からないのですが、当然、自給自足しようと思っていたはずはなく、今回の私も同様ですが、「この家を訪れる人みんなに喜んでもらえるように」と思いながら育てたんだろうな、と思いました。
本当に今更ながら、祖父の優しさとかカッコ良さ?みたいなものを感じました。

ちなみにこのブドウの屋根は、私が幼少のころからありましたが、今回の訪問で初めて強く印象に残りました。
祖父が私を認識できずとも、できるだけ祖父の家を訪問したいと思いました。
そして、私も仕事やプライベートで、さりげなく且つ分け隔てなくみんなを和ませる何か(まだ思いついてないですが・・・)を作り、残せたらよいなー、と思います。

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