こんにちは、事業開発部の大井です。
「食欲の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」「読書の秋」など、秋はいろいろな言われ方をしておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日、母が自宅にやってきて「ねえ、たまにはみんなで旅行でも行かない？」と提案があり、１１月初めに旅行に行くことになりました。
ふと、考えてみると両親・夫婦・娘の３世代で旅行に行くのはしばらくぶりです。
せっかく行くのだから「どうすれば楽しくなるか」と、各々のニーズを考えてみました。
＜ニーズ＞
・両親の一番の希望は自分達が疲れない程度に孫と遊べること。
・父は酒があって温泉があるところが好き。
・母は美術館があって景色のいいところが好き。おみやげにもうるさい。
・妻は自然の中を歩けるところが好き。夫の両親との旅行なので、気疲れしないこと。
・娘のモチベーションを上げるには「○○に行くよ！」とテーマがあることがポイント。
・家計的には夏にお金を使い過ぎているので、あまりお金をかけたくない（と妻が思ってるはず）。
・私は帰りの渋滞にはまりたくないし、飲みたいので電車希望。混雑しているテーマパークなどもＮＧ。
細かいことはまだまだあるのでしょうが、ざっと挙げただけでこれだけいろんな条件重なり合っています。
これを全部満たすような計画を立てるのは結構面倒なものですね。
いろいろ考えた結果、山梨県の勝沼に「ぶどう狩り」に行くことにしました。
本当にニーズを満たしているかどうかわかりませんが、勝手に解釈してみると
父・・・ワインがある。宿に温泉はないが、宿泊先から歩いて２０分の所に温泉施設がある。
母・・・丘陵地帯なので景色がよい。晴れてれば山も見える。美術館もある。
妻・・・ちょっとしたハイキングコースもある。その気になれば日川渓谷もいける。宿泊先も２部屋にわけ食事だけ一緒にするなら、さほど気疲れしないはず。
娘・・・「ぶどう狩り」というモチベーションを上げるテーマがある。
私・・・近場に電車で行けて、ワインがあればそれで満足。その時期はぶどう狩りも終わりに近いので空いているはず。
旅費・・・ＪＲの快速電車で行くので乗車券＋指定席券のみ。宿はリーズナブルなペンション。
時間・・・電車の中・ぶどう狩り・食事など、両親と娘の過ごす時間は比較的長い
まあまあ、いいんじゃないかな？ と勝手に満足してます。
全然関係ないのですが、ふと「前提条件を変えると内容が変わるというのが必要保障額に似てるな」と思ってしまうのは職業病でしょうか？
家族のニーズを満たすのも、なかなか難しいですね。
