カレンダーをめくるのがいつも一週間ほど遅れます、片切です。
実にひと月の四分の一は前の月のカレンダーを見ていることになります。
九月に入ってもまだ残暑の厳しい日がありますが、ところどころに夏の終わりを感じるようになってきました。
聞こえてくる声もセミからスズムシなどに変わってきて、幾分涼しげです。
お店に入っても、「秋限定｣、「期間限定」などの文字が目に入ってきて、ついつい気になってしまいます。
自分はこの「限定｣という言葉に弱くて、売り手の戦略だとわかっていても、これによく踊らされています。
特に、ＣＤの「初回(もしくは生産)限定」というのを見ると、少しでも興味のあるものであれば、多少値段が高くても「限定｣の魔力に打ち勝つことはできません。
でも、この手の商品が最近増えてきているところを見ると、同じような方がたくさんいらっしゃるということがうかがえます。
(別の理由として、何かしらプレミアをつけないとＣＤが売れない、という厳しい現状も挙げられますが…。)
「本日ポイント２倍」というのも、「限定」の一つの形態と見ることができるでしょう。
これによってお財布の紐が緩んで、余計なものまで買ってしまったことのある方も少なくはないと思います。
ただ、このポイントは「使う」ことを知っていなければなりません。
こんな人は滅多にいないと思いますが、自分が陥ったパターンです：
・「ポイント２倍の日」を狙って買い物をする
↓
・使えるポイントがあっても、「今日は溜めた方が得」という思考が働く
(一般に、ポイントを使って買い物をすると、その分は次のポイントの対象外となるため)
↓
・溜まったポイントは「通常ポイントの日(つまり２倍でない)」に先送り
↓
・次の「ポイント２倍の日」に照準を合わせる
こうして溜まりに溜まったポイントが、気付いたら10,000円分以上…。
制度に踊らされているのがよくわかりますね。
この悪循環の果てに
・いざ使おうと思ったら有効期限が過ぎていた
とだけにはならないように、こまめに消費していこうと思います。
芸術の秋ということで、たくさんＣＤを買いましょうかね。
