引き寄せて人を見よう

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ライフネット生命 スタッフ

今年もあとわずか、なんだか気ぜわしい毎日ですが、皆さま如何お過ごしでしょうか。こんにちは、お客さまサービス部の谷です。

仕事で全国の方とお話をする機会に恵まれています。全国にはいろいろな方言があって、日本は本当に地域性が豊かだと感じています。
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関西から関東にきて驚いたことを思い出しました。それは、大阪も京都も奈良も神戸もすべて同じ「関西人は目ざとく・冗談が多い」と見られるということです。関西は長い歴史がありそれぞれの地域がプライドを持っています。言葉遣いも率直な大阪・婉曲な京都という様にまったく違いますのに、関東の方からは同じに聞こえることにびっくりしたわけです。

でも、逆に、関西人が関東の方をどう見ているのかというと、「荒々しい男性=東夷(アズマエビス)」や「体裁を気にするキザな人」というようなパターンに当てはめて見ています。お互いさまと言ってよいようです。

絵画では、遠くを小さく、近くを大きく描く「遠近法」があります。人物把握では、遠くを一括りに、近くを細かく見る「人物遠近法」があるように思います。「人物遠近法」の良いところは、なんだか分かったような気になることです。悪いところは人間そのものの細やかな部分が見えなくなることです。

最も親しい人に当たるご自身の家族を思い浮かべて下さい。とても一括りには出来ませんよね。同じ人間が優しかったり厳しかったり、倹約家と思えば気前が良かったり、時と場合によってずいぶん変化します。一言で語りつくすのは勿体ないくらい、いろいろな場面が浮かんでくるのではないでしょうか。

ここまで書いてきて、小学校の道徳の授業を思い出しました。「江戸時代のお白州でのことです。必ず障子の向こうに座って話を聞く奉行がいた。なぜ、証人や容疑者の顔を見ないで判決を下すのかと尋ねられた時に、見た目で判断が左右されると正しい判決が下せないからと答えた。正しい判決を下す名奉行だった。」という話です。

相手を正しく見るためには、予断と偏見を持たずに相手を見ようとする姿勢、引き寄せてみる姿勢がとても大事なのではないでしょうか。

ライフネット生命はネットでお客さまとつながる会社です。道徳で習った名奉行のように、お一人お一人と正面から向かい合って、お客さまにあった保険選びをお手伝いしたいと考えています。ぜひ、ライフネット生命のウェブサイトで、ご自身の保険内容のチェック、必要な保障の購入をご検討いただきますようお願い申し上げます。

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