元旦に久しぶりに地元の電車に乗りました。
正月ダイヤに翻弄され、30分ものあいだ、
車内で出発するのを待っていると・・・
ちびっこが、運転手のまねをして、
『しゅっぱつ、しんこぅ!』と。
微笑ましい光景でいいなぁと眺めながら、
ふと信号機のことを考えていました。
鉄道の世界に数多くある信号の中で、主役を張る3つの信号機。
場内信号機と出発信号機、それから、閉塞信号機。
場内信号機は、駅などの停車場内への進入に。
逆に、出発信号機は、停車場からの列車の出発に。
閉塞信号機はというと…(説明しづらいので省略)…
通勤ラッシュとかに駅でもないところで停車してイラっとするアレです。
当然、信号なので、
進行(緑色)とか注意(黄色)、停止(赤色)などの合図があります。
運転士が『出発進行!』と声に出しているのを耳にするのは、
『信号が緑になったぞ。行け!行け!ゴーゴー!』という意味ではなく、
固くいうと、『出発(信号機が)進行(を現示している)』ことを、
その信号に指差して喚呼している、らしいです。
だから、『場内注意』とか、『出発停止』というフレーズもあるんです。
意外と知らない、世間と業界とのギャップ。
鉄道にはたくさんのファンがいますが、
生命保険にはファンとかオタクがほとんどいるわけもなく、
そういう点では世間と業界のギャップがはるかにありますよね。
そんなギャップをちょっとずつでも埋められればなぁと思っています。
今年もよろしくおねがいします。
お客さまサービス部の杉田でした。