歌舞伎座の建て替え前に「さよなら公演」に行ってきました

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ライフネット生命 スタッフ

最近、日本発の文化に積極的に触れたいと思っている伊藤です。
東京、銀座にある歌舞伎座が老朽化のため閉館し、建て替えを予定しているということで、新しくなる前にぜひと、「歌舞伎座さよなら公演」に行ってきました。
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歌舞伎といえば、歌舞伎役者がドラマや映画で活躍したり、芸能スキャンダルで取り上げられるのに触れるくらいで、実際に観劇するのは初体験です。
そんな初心者ながら、男が女を演じる「女形」の所作に見とれ、天井に届きそうな大立廻りの迫力に圧倒されて大満足の演目でした。

一方で同じ日本の伝統芸能である大相撲を見に行ったときとは違って、来ている客層に大きな違いを感じました。
大相撲は外国人や比較的若い方が多く見に来ている一方で、歌舞伎座で見かける人たちは、大半が日本人の年配の方で長年、歌舞伎を愛好していると思われる人たちばかりでした。
朝青龍、白鵬を筆頭に外国人力士が上位を占めていることからも分かるように、見せる側も見る側に対してもオープンな姿勢で取り組んでいる大相撲に対して、まだまだ歌舞伎は敷居が高く、閉鎖的な部分があるのかもしれません。

数年後には劇場とオフィスを併設した複合ビルとして生まれ変わるということですが、新しい歌舞伎座はよりオープンで多様な人に愛されるものになるでしょうか。

伊藤嘉英

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