こんにちは。成相です。
2009年も早いもので、1ヵ月半が過ぎようとしています。
新しい年を迎えるにあたり、新年の目標を立てた方も多いかと思います。しかし、ある調査によれば、典型的な新年の誓いは10年繰り返され、そのうち4分の1は年明けから15週間のうちに挫折して翌年また引っ張り出されるそうです。私も、挫折した目標を何年も繰り越しているその人間のうちの一人ですが・・・。
日々の生活の中で、新年の目標が達成できなかったとき、言い訳として出てくるのが、
「時間がないから」とか
「忙しいから」とか
「今日だけは・・・」といった類のものです。
目標を継続するコツみたいなものはあるのでしょうか?最近読んだとある本に、そのヒントが書いてありました。
そこに書いてあるのは、目標を達成するためには、
「挫折したくてもできない、あえてばかばかしい小さな行動から始める」
と上手くいくケースが多いとのことです。
例えば、「部屋をきれいにする」という目標を立てた場合、「1日30秒だけ掃除する」と決めると、さすがに、挫折したくてもできないように思います。もし、1日30秒掃除することに言い訳を探し始めた場合には、「1日15秒だけ掃除する」ともっと小さな目標に変える(もどる)といいそうです。
つまり、時間や強い意志を必要としない小さな行動を続けることで、いつの間にか無意識の習慣となり、目標に向かって変化を遂げ始めるということです。
当たり前のことを愚直に続けて、やりぬけば平凡が非凡に変わる、岩瀬の新著「超凡思考」の根底にある考え方でもありますね。最後は、図らずも本の宣伝になってしまいました・・・