スローバラード

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

アイスが食べたい気候になってきましたね。
アイスは冷えた分だけ体が温まろうとするから、カロリーの割に太らないとか、
逆に、副交感神経だかが鈍って代謝が弱まるから、ダイエットによくないだとか、
どっちでもいいじゃん、おいしいところがいい。片切です。
でも、お腹を壊しやすい体質なので、口の中である程度は溶かすようにゆっくり食べます。

アイスの場合は、それなりに意識的にやっていますが、どうやら自分はそれに限らず食事を摂るのが遅いようです。
自分の注文したものが先に出てきても、食べ終わるのはいつも最後です。

自分は(生命保険立ち上げ日誌でも取り上げられたように)寡黙キャラですから、
しゃべっているかいないかはあまり関係ありません。
よく噛んでいるわけでもなくて、でも噛むスピードは遅くて、
我ながら「牛みたい」なんて思います。
もしかしたら「上手に食べる技術」みたいなものが欠けているのかも知れません。
箸の使い方とか、効率よく噛むすべとか、三角食べのペース配分とか。


「食べる」だけではなくて、自分は本を読んだりするのもゆっくりです。
活字にあまり慣れていない、というのもありますが、同じ本を何度も繰り返し読んだりします。
すると、最初読んだ時には引っかからなかった部分に目が留ったり、
よくわからなかった個所が理解できたり、違う解釈をしたりすることがよくあります。

一回で総てを理解できるほど、あるいはスラスラと文章を書けるほど器用ではないので、
何度も読み直したり、書き直したり、ということが必要なのだと、自分では思っています。

食べるのが遅いことにそういった理由が関わっているのかどうかは怪しいですが、
食べる量や速さを競ったりしないで、ゆっくり味わって食べる方が性に合っているのは事実です。


世はスピード社会ですが、時にはゆっくりじっくり取り組むことも大事なんだ、と自分に言い聞かせています。
それこそ、大きな買い物をするときは、情報を集め、比較・検討して、じっくり悩む、といった具合に。


でも、みんなが自分の食べ終わるのを待っている状態はやっぱり気まずいなぁ。


数理部 片切 嘉


P.S.
この文章の構想を練っているときに、上司から
「弁当を早く食べ終わった順に採用するっていう採用試験がある」
という話を聞かされてしまいました。
間違いなく落ちる自信があります。

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