お年玉に気持ちをそえて

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

もうすぐお正月です。

残念ならが大人になった今ではもうもらえませんが、子どものころ親戚のおじさんやおばさんからもらったお年玉の記憶のせいか、いまだにお正月がやってくるとなんだかわくわくします。

その中身ももちろん大事ですが、お年玉を入れる袋(ぽち袋)は色とりどりでデザインも様々でそれだけでなんだか嬉しいもの。 もらったぽち袋を畳に並べて、満足げに眺めていた記憶があります。

最近では、そんなぽち袋をお年玉を入れる以外でも活用するようになりました。

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元々、ぽち袋の「ぽち」は「これっぽっち」と使うように、贔屓にしている芸妓さんなどにわたす「ほんの僅か」な気持ばかりの心づけというような意味だそうです。
ご祝儀をむき出しの現金で渡すのは無粋ですが、色とりどりの袋に包んで手渡すことで、ちょっとした金額でも気持ちをそえて渡すことができるというわけです。

とはいえ、高級旅館に泊ったり、お座敷遊びにいそしんでいるわけではありません。
あるとき、会社の飲み会があった時に、まとめて会計を済ませたことがあり、その精算として参加していた同僚からかぽち袋に入れてお代をいただいき、なんだか優しい気持ちになったのです。
それをまねして、以降は宴会などで幹事にお代を払う時に、ぽち袋に入れて、一言「幹事、お疲れさま」とそえて渡すようになりました。

お正月には妻と私の両方の実家に帰省する予定です。一人暮らしをしている義母には、「なかなか帰れず、さみしい思いをさせてごめんなさい。」という気持ちを込めて、少しだけお年玉をあげられたらよいなと思っています。

伊藤 嘉英

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