こんにちは。企画担当の堅田です。
日本の象徴、富士山。以前、静岡出身の友人に聞いた話なのですが、富士山は「女性」なのだそうです。山にも性別があるとは考えたこともなかったので、非常に印象的な話でした。
これは、富士山の神霊であり、富士山本宮浅間大社の主祭神である浅間大神(あさまのおおかみ)と、日本神話に登場する女神である木花之佐久夜毘売命(コノハナノサクヤビメ)がいつからか同一視され、一般的には富士山の神=コノハナサクヤビメと認識されているためのようです。
(晴れていればスタート直後にこのような美しい富士山を正面に眺めながら上るゆるやかな坂道がランナーを待っています。)
コノハナノサクヤビメは木の花(桜の花)が咲くように美しい女性の意味であり、富士山×桜とはなんとも日本的で美しい組み合わせですね。
ちなみに、静岡では天気が悪いと、
「(貴方みたいに)いい男が来るから、富士山(=コノハナサクヤビメ)が恥ずかしがって雲に隠れてしまったよ」
と言って、富士山の眺望を楽しみにやってきた(男性の)客人をなぐさめてあげるのだとか。
さて、11月29日(日)は友人の呼びかけで、富士五湖の一つ河口湖で開催された日本最大級のマラソン大会「第34回河口湖日刊スポーツマラソン2009」に参加しました。
1万3,000人近くも参加者がいればコノハナサクヤビメがびっくりするようなイケメンも多かったと言うことか、朝からあいにくの曇り空。日本のマラソン大会随一と言われる美しい紅葉×富士山の組み合わせを楽しみにしていたランナーにとっては、少々残念な天気となってしまいました。
しかしながら、数多くのボランティアそして沿道の応援に支えられた大会の魅力は変わらず、まずは完走を目指してスローペース…だったはずが、知らずにペースが上がってしまいました。
2年前の初マラソン@河口湖では、補給に失敗して後半エネルギー切れで失速してしまったため、今回は前半から積極的に水分・栄養補給を心がけたことが奏功したのか、結果は「サブ4(フォー)」つまり4時間以内でフィニッシュを達成することができました!
トライアスロンを始めた当初は苦手意識の強かったランニングですが、こうして少しずつ力がついていることを実感できると、さらなる練習にも身が入りますね。 次なる目標=サブ3.5目指してこれからも頑張りたいと思います。
(皇居の周りを当社のロゴの入った緑色のTシャツを着て走っているランナーを見かけたらぜひお声掛けください!)
企画担当 堅田 航平