医療のお話 その3 救命とAED

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

先週、当社が所在する麹町NKビルにAEDが設置されました。
最近は駅構内やビル内などでこの写真のようなAED(自動体外式除細動器)をよく見かけるようになりましたね。
100202.jpg

除細動とは心臓が小刻みに震え規則的に収縮しなくなった時に細動を除く、という意味で簡単にいえばAEDは心臓麻痺の状態時に有効な医療機器です。以前は医師のみが使用できたのですが、厚生労働省が2003年に医師以外の非専門職にも認める方針を固め、2004年からは一般人でも使用できるようになりました。そのため早い段階で処置(AED・一次救命)がおこなわれるようになり救命率が激増しているようです。
しかし、救命はAEDだけ使えばいいわけではなく、救命の基本『迅速な通報(119番と周囲へ応援呼びかけ)、迅速な心肺蘇生(心臓マッサージと人工呼吸)、迅速な除細動(AED)、二次救命処置』という四つの輪で成り立ちます。
迅速な通報(119番と周囲へ応援呼びかけ)、迅速な心肺蘇生(心臓マッサージと人工呼吸)、とAED!
設置されているAED機器は、一般の方も安心して使えるように自動的に心電図を解析し電気ショックが必要かどうか判断して操作ガイダンスがながれるようになっていますので、勇気をもって心肺蘇生とAED!できればいいですね。

お客さまサービス部 岸

  • このエントリーをはてなブックマークに追加する
  • Twitterでつぶやく

ページの先頭へ戻る