以前、趣味を聞かれて、「本を買うことです。」と答えたことがあります。
「本を読むこと」ではなく「本を買うこと」です。
そのときは冗談のつもりだったのですが、最近ちょっと冗談ではなくなってきたかもしれません。
というのは、毎月本を買う量が読む量をすでに超えてしまっているのです。
本を読むのも嫌いではないのですが、そんなに早く読める方ではない（と思う）ので、未読の本が（かなり）貯まっています。
お金に例えれば借金で首が回らなくなっているくらいです。
（ややオーバーかもしれませんが）
書店でちょっとでも「面白そうだな」と思うと衝動買いしてしまい、ネットでも「これは買っておかなければ」と思ってしまうとカートの中に。
「買っておかないといけない」本なんてそんなにいっぱいある訳ないのですが・・・
特にネットだと、近所の書店ではすぐに手に入らないようなものも買えてしまうので、
「おお、これは学生の時手に入らなかった専門書だ」とか、「これ、仕事に関係あるかも」なんて思うとついつい買ってしまって、とっくに本棚に入りきれなくなっています。
しかも、こういう本（専門書とかの類）ほど読むのに時間がかかるようなものだったりするんです。
それで余計に「借金」が増えていくわけで。
しかもそういう本で読み疲れて「今度は軽く読める本を」なんてことになるとなおさらです。
さすがに買い過ぎに危機感を覚えて最近は抑え目にしてはいるのですが
（「抑え目」であってゼロではないというあたり、我ながらどうかと思いながら）、置き場所にも困る状態なので、読んだ本はせっせと古書店に買い取りしてもらってる状況です。
・・・もうこれは「趣味」とか言ってる場合ではないですね。
「悪癖」というか「病気」になってるかもしれません。
ほんとに自嘲・・・じゃなかった、自重しないとと思っている今日この頃です。
数理部 岸本
