コンパニオンアニマル

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

犬家と呼ぶには日はまだ浅いのですが、少しずつ、2歳6ヶ月になる愛犬との関係が成長している部分があり、振り返ると、自分でもなかなかおもしろいと思うことがあります。

「コンパニオンアニマルとは、従来では所有物扱いのペットに対して、生活して行く上での伴侶などとする、より密接な関係を人間と持っている動物を指す。伴侶動物(はんりょどうぶつ)とも表現される。」というものです。(ウィキペディアから抜粋)

まさにこの言葉の通り、わたしの中でそういう存在になっている愛犬は、いつも一緒で、いろんなところに出かけます。その前提として躾なければならないものは:

1. 吠えない
2. トイレを失敗しない
3. 食べ物を我慢できる
4. オーナーの言うことをきく

という4点です。これらは、飼い主の責任として教えなければなりません。生まれて自動的に出来るものではないですので、トレーニングが必要です。自分で教えていくには経験がなかったので、これはプロにお任せしようと思い、生後3ヶ月から9ヶ月までの間は、パピートレーニングを付けました。
とても良い子で、1歳前までは「最高!」と親バカぶりを100%発揮していたものです。

ところが、相手は生き物ですし、人間で例えると2歳から3歳児と同じくらいの知能があるとも言われています。そんなに甘いものではありませんでした。今から一年以上の前の話ですが、わたしの仕事が遅い日々が続いたのと、ちょうど愛犬の反抗期の時期とが重なり、「暴れる」「噛み付く」「反抗的な態度をとる」の三拍子揃い、半泣き状態でした。わたしの手は噛みつかれ傷がついている状態なのです。「もうイヤだ」と思ったこともあります。そんな時、いつも様子をみていた彼より一言「鏡なんだよ」と。この言葉より、一瞬で全てが理解できた気がして「ガーン・・・」と、さらに落ち込んだものです。いろいろ調べたり経験者に聞いたりして、怒らず褒めるという方式に変えていき、愛犬が楽しみながら覚えていけるようにいろいろやったものです。本もたくさん読みあさりました。(「犬語の話し方」スタンレーコレン(著)はとてもおもしろかったです)

こうやっていまの関係が築けたのですが、何でも一日して成らず・・・で、愛犬に対して何かを教えるというよりも、わたし自身の方が学ぶことが多くあったものです。3kgほどのワンちゃんですが、愛犬とパートナーシップを築いていくことも楽しくて、一緒に生活していく上で理想的関係を目指しています(笑)。

先日、獣医より「歯磨きをしてください」と叱られました。いま、歯磨きが楽しい!と思ってもらえるように教えていますが、つい先日より、歯ブラシを見せると喜んで寄ってくるようになりました。今度は何を一緒に出来るようになろうかなと考えていますが、こういう時間にすごく癒されています!

事業開発部 村岡

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