ライフネット生命に入社するまで8年近く神戸に住んでおりまして、その頃、よく週末に家族で丹波焼の窯元に陶芸に行ってました。
神戸から六甲山を越えて車で1時間くらい。丹波焼ってあまり聞きなじみがないかもしれませんが、瀬戸、常滑(とこなめ)、信楽(しがらき)、備前、越前とともに日本の六古窯の一つだそうです。
丹波焼は、素朴で味わいあってお値段が手頃。日常使いにちょうどいい雰囲気でした。
会社の先輩夫婦に誘われて、連れてってもらった窯元では、きさくなおっちゃんが、いつも「好きなもん作ってええよ。教えたるから。」って、手びねりでもろくろでも適当に使わせてくれてました。
皿とかお茶碗とか5枚くらいつくって4,000~5,000円くらい。使った粘土の量でだいたいの勘定をしてくれます。
お金はちょっとかかりますが、一日遊べて、作ったものはもちろんもらえますし、なかなかお得な遊びです。おっちゃんのおもろトークももれなくついてきます。
ついつい楽しくなって、1~2ヵ月に1回行って、そのたびに夫婦でそれぞれ作ってたら、お茶碗、平皿、ビアジョッキ、とどんどん増殖。
食器棚がキャパオーバーになりそうな矢先に、ライフネット生命にお世話になることが決まり、上京することに。幸か不幸か陶芸通いはストップしました。
あの時作ったお皿たちは今ももちろん活躍中。
週末ごとに、焼き鳥や刺身、てんぷらなど、居酒屋我が家の料理に花を、そして、会話に思い出を、添えてくれています。
コンタクトセンター 森山