来たれ、使いにくい人材

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

久しぶりにブログ書きます、中田です。

最近当社の社長の出口は、「使いにくい人材こそ、採用したい人材だ」とあらゆる場面で語っているが、実際ライフネット生命の従業員はいわゆる「使いやすい人材」とは言いがたい。

  • 依頼したことを言われた通りにニッコリ笑って、素直にやる人間はほぼいない
  • 上司よりよっぽど自分のほうが深く考えていると固く信じる者ばかり
  • 上司はこんなに能力のある自分を活用しきれていないと酒の席でクダを巻く
  • やる意味がないと思うことは徹底的にやらない
  • でも興味があったり、盛り上がったコトの熱中度と仕上りの速さは驚愕
  • とにかくみんな弁が立つ (時にはニクたらしいぐらいに・・・)

出口は「使いにくそうな人が集まる」ということは自分の頭ですべての物事を考えることとほぼ同義だ、と言う。

確かにそうだと思う。

ただ、すべての物事を自分で考える集団と向き合う日々は、まったく気を抜けない勝負の日々である、それも直球勝負。

そしてまだまだ使いにくい人材を採用していこう、と出口は言う。

使いにくくて、自分の頭で考える人材が当社の成長の源泉であることは確かである。 大企業の成功体験を真似すれば、それ以上のことは達成できない。 開業2年のベンチャーである当社が競争力を持つには「異質の戦い」に挑むことに働き甲斐を感じる集団になるしかないのである。

そんな人材に囲まれて日々働くことで、年を重ねても重ねても自分はいつまでも初々しく、学ぶことを忘れずにいられる。


来たれ、使いにくい人材。


中田華寿子

100402.jpg
  • このエントリーをはてなブックマークに追加する
  • Twitterでつぶやく

ページの先頭へ戻る