今日は大暑。1年でもっとも暑さが厳しい時期ですね。
お客さまサービス部の河野です。
梅雨も明け、まさに夏本番となりましたが、冷たい風が苦手なわたくしにとっては、エアコンと格闘の時期でもあります。
昨年は現れなかったハキリバチ、今年はやってきました。
ある日突然、バラの葉に開いた丸い穴。これが彼らの飛来の目印。
飛んで来ていることは丸い穴でわかるのですが、今まで姿を見たことがありませんでした。
ある朝のこと、いつのもように灌水をしていると ブ~ン という羽音が。
音を追ってみるとミツバチのような丸い蜂が一匹。
暫くすると蕾に止まり、「蜜はまだだよぉ。」と話かけてみるのですが、なにやら不思議な動きをしています。
「もしかして! これがハキリバチ?」
そのまま観察を続けていると、上手に花びらを切り取り、大事そうに抱きかかえて飛んで行きました。
葉だけではなく、花びらも切り取っていたようです。
バラには色々な虫がやってきて、頭を悩ますのですが、このハキリバチは憎めません。
なぜって、切り取った葉は巣に持ち帰り、産卵用のベッドを作るとのこと。
今回、持ち帰ったのは、ノーブル・アントニーというとても香りが強いイングリッシュローズ。
きっと素敵なベッドができあがるでしょうね。
濃いピンク色で香りの良いベッドを使う赤ちゃんは、女の子なのかもしれません。
そんな想像を膨らませると、怒る気にはなれませんよね。
でも、気を許していると丸坊主にされてしまうので、悩ましいことには変わりがありません。