キフボン

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

皆さま、いかがお過ごしですか。セキュリティオフィサーの堀川です。
通算引越し回数は11回。この夏は12回目の引越しに挑んでいます。
場数だけは踏んでおりますが、引越し屋さんのお任せパック愛用者である私の引越しスキルは全く向上していません。

今回は、引越しプロジェクトを取り仕切る頼もしい味方のお陰で、面倒な梱包と荷ほどきは最小限に、決断が揺らぎがちな処分品の選別もスムーズに、プロジェクトは推移しています。
引越しプロジェクト開始から約2週間。
平均して1日でごみ袋3袋は出しています。捨てるという行為は、人生の取捨選択を思い起こさせ、気分の高揚も半端ではありません。が、機嫌良く廃棄に取り組んでいた私の手が止まってしまったのが・・・本です。

本は全て選別した、と思ったにも関わらず、本棚以外に袋にためっぱなし、部屋の隅におきっぱなしの本だけでも150冊ほどあって愕然。
いけない、いけない、と思いつつも、ついつい手にとってページをめくってしまいます。


「『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』がありますね。セキュリティなんて言っていると殺伐とするので、堀川さんがこういう本読んでいるのがわかるとほっとする」みたいな事を言われたのを思い出したり。
この本、猛烈に勉強したなぁ、理解できなくて、ページちぎって持ち歩いて、時間をかけて消化した事を思い出したり。
勉強した本に書きこんだ日記風文章(以下、原文ママ)に笑ったり。

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興味はすべてに優先する・・・かなり極端ですが、私の能力の一つだと思います。しかし、時々度が過ぎて、checkpointを大幅にずらしてしまうことがあり、どうも、皆さんに迷惑をかけているようです。
ある人は、それを「若いということだ」と言います。しかし、そろそろそうも言っていられないので、考えたいと思っています。個人の能力にも統合リスク管理が必要ということですね。調和ですな。
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・・・・こちらの日記風文章を残したのが2007年。
3年後の現在、引越しプロジェクトを脇目に、手に取った本を読みふけってしまう自分に、今も成長していないということか、と反省したり。

ひとしきりの反省後、統合リスク管理をあずかるセキュリティオフィサーとして、また、「若い」とは言えない年頃の女子として、本の処分を気持ちよくできる方法を調べ、実践することにしました。

その名も、キフボン・プロジェクトライフネット生命保険サイトの外へ移動します(新しいウィンドウが開きます) 本を電話1本で寄付する事ができ、その上それを若者の自立、就職支援の活動に役立てることができるという便利で有意義なサービスです。氷河期の就職活動の大変さを知っている身としては、本を寄付して、若者の役に立てるなら、こんなにうれしいことはありません。

身も心もスッキリ。引越し完了も、目前です。
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