備えあれば憂いなし(帰宅困難者支援事業)

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

今年の夏は本当に暑い夏でしたね。暑さばかり気にして気が付くと9月ももう終わりですね。
毎年9月に意識して振り返ることがあります、それは防災についてです。

9月に防災の日(9月1日)があることを皆さんご存知だと思います。
大正12年9月1日午前11時58分におこった関東大震災は、死者行方不明者が十万人を超えるという日本災害史上最大の被害をもたらしました。この関東大震災を忘れず防災に備えようと9月1日が防災の日とされているのです。
備えあれば憂いなし。防災の日にちなんで地震の多い日本に住んでいる私たちが、大地震にあった時の、心得について紹介したいと思います。

災害がおこったときに、最優先で守るべきものは、家族や友人だとあらためて認識しますね。

地震にあった時の行動マニュアル
・グラッときたら身の安全(地震発生0~2分)
・落ち着いて火の始末(地震発生2~5分)
・避難可能な出口の確保、家族の安全の確認、災害情報の入手(地震発生5~10分)
☆家族の安全確認には、災害用伝言ダイヤル(171をダイヤルし音声ガイドに従って操作します)を利用しましょう
☆家族でどこに集合(避難)するか事前に決めておきましょう。
・外に出て隣近所の安否確認、助け合い(地震発生10分~半日)
☆自宅近くの避難所などを確認しておきましょう
・2~3日は自分でしのぐ(地震発生半日~3日)
☆水、電気、ガスが止まったり、食料の確保が難しくなったりします。生活必需品は事前に準備しておきましょう

日中に起きた地震の場合は、家族の誰かが外出していることが多いと思います。
交通機関が利用できなくなり外出先から徒歩で自宅まで帰る人が多数発生します。
地方自治体では、こういった方を「帰宅困難者」と名付けて、帰宅を支援するための取り組みが取られます。

・災害時帰宅支援ステーション
☆コンビニエンスストアー、ファミリーレストランなどに、災害時に「水道水、トイレ、災害情報」の提供していただける店舗があります。提供いただける店舗には次のマークが貼ってあります。
100928.JPG
・勤務先や学校での心得について
☆勤務先や学校近くの病院の場所を確認しておきましょう。
ケガ人を連れていくことも、災害情報を確認することも、泊ることもできます。
☆会社、学校から自宅までの道路を確認しておきましょう
道路上の瓦礫を最初に取り除く道路は、あらかじめ決まっています。(首都圏では旧街道[甲州街道、東海道など]幹線道路が指定されています)瓦礫が取り除かれたことを確認してから帰宅開始(歩き始める)すると安全だと案内されています。

家族や友人を守るため、参考になさってください。
災害対策などの情報は地方自治体のHP、伝言ダイヤルは携帯電話会社などのHPに詳しく掲載されています。是非一度ご覧になってみてください。
そのうえで、家族で地震の時の集合場所や災害備蓄品の準備などについて話し合っていただければと思います。

お客さまサービス部  谷

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