弱みは「かわいげ」?

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

事業開発部の吉沢です。
さて、私は以前、組織開発に関連するコンサルティング会社に勤めていたことがあるのですが、その関係での勉強会に最近参加してふと思ったのが、自分の評価と強み・弱みという話です。
というわけで、ちょっとアカデミックな内容(?)ですが、お付き合いいただけるとありがたいです。

さて、自分自身の一定期間の仕事ぶりなどを振り返り、より正確な自分を把握し、その上でどのような改善を行っていくかというのは、マネジメントの基本の1つであるとともに、個人の成長という観点からも、ドラッカーなどが提唱している内容かと思います。

ここで、最近のトレンドとして注目されていたのが、アメリカのギャラップ社などが提唱している、「その人の強みに着目し、そこを伸ばす。弱みの改善より、そこにフォーカスする」という考え方です。
私もいたく、この考え方に共感し、強みを伸ばそう伸ばそう、という風に考えていました。
日本でも、ストレングスファインダーなどの書籍で紹介されている考え方ですね。

ですが、その後に参加した海外でのカンファレンスで、ギャラップ社の関係者が発表していて印象的だったのが、「弱み」についての新たな捉え方。
弱みを、「改善しなければいけないところ」「基本的に、よくないところ」という風に捉えるのではなく、その弱みもその人の一部として捉え、「かわいらしいところ」「そこも含めて、その人の人格・生来の特性として受容するべきところ」というアイデアが、斬新でした。

こうして捉えると、ライフネットの社員は、普段にも増して、まあまあ、とてもかわいくて(身内で恐縮ですが)、様々な分野から集まっているメンバーの、ともすればお互いに「これってもっとこうできるんじゃないの?」という文化や考え方の違いも、とても気持ちよく受容でき、その刺激を楽しめる次第です。

これから秋が深まり、忘年会のシーズンも近づいてきましたが、そんな雰囲気を楽しみながら、一年の最後2カ月を走り抜けたい今日このごろです。

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