お正月モードもすっかり薄れてきましたが、今年も生まれ育った奈良で年越しをしてきました。
小さい時から寒さにはめっぽう強いのですが、奈良盆地の寒さは東京の気候に慣れてしまったよそ者に牙を向け続けました。
今回の帰省にはサブテーマがありまして、
「自分の部屋の荷物の処分」と「両親のパソコンのクラウド化」。
実家に帰っても父親とあまり話すことはないのですが、久しぶりにパソコンの話をしました。
年末に買ったボクのMacbook Airを見て、ボクが生まれた頃、フランスでパソコンといえばアップルばかりだったとか。
幼稚園のときのボクの遊び道具になっていた「パピコン」ことPC-6001の話とか。
ボクはというと、最近の動向を話していました。
細かい話は端折っているので、「例えばどういうこと?」と父親の質問攻めに遭うわけですが。
WindowsやInternetが登場したときと同じぐらいの変化が2010年にも起こってるんだよとか。
今までみたいに所有とかカスタマイズとかしてたら逆に身動きとれなくなるんだよとか。
昨年の極私的キーワードは『断捨離』、『自炊』、『クラウド』。
物に執着しない生き方をする。
持っているものは電子化する。
電子化したものはどこでも使えるようにする。 …って感じでしょうか。
慣習化された行動を見直すには、あまりにもきっかけが多い2010年でしたね。
さらに、耳にすることが増えてきたのが『つるつる』と『ぬるぬる』という表現。
どちらもパソコンのようなデジタル情報端末の動作に使われはじめた擬態語です。
2008年頃までは『もっさり』と『さくさく』が代表選手だったでしょうか。
技術の進歩が言葉まで変えるとは面白いなとしみじみ。
肝心の「両親のパソコンのクラウド化」はというと、進捗20%で2011年持ち越しです。
でも、「自分の部屋の荷物の処分」は達成しました。当然ですが。。。
昔のCDやらゲーム機やら、教科書の類を一括処分。
”もったいないお化け”が出るんじゃないかと心配になりましたが、そこはウィキペディアを見て一安心。
本来は前述のようにもったいない行為をたしなめる言葉であるが、現代ではその意味から転じて「捨てるべき物をなかなか捨てられない人」を指して「もったいないお化けにとりつかれた人」と言うこともある。
慣習にとらわれないことを今年の行動指針にしたいなと思います。
本年もよろしくお願いします。
商品開発部の杉田でした。