2分の1成人式

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは、システム部の松尾です。

皆さまは『2分の1成人式』という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
私は知らなかったのですが、2分の1成人式とは20歳の成人の半分、つまり10歳の成人式を意味するそうです。

娘は今10歳、まさしく2分の1成人であり、先日小学校から配られた学年便りで初めてその存在を知りました。
「総合的な学習の時間」が取り入れられた2000年ごろから徐々に全国各地に広まっていき、小学校では既に定番となりつつあるイベントのようです。

学年便りによると、今年度最後の授業参観は『2分の1成人式』を行い、これまでの生きてきた道のりを振り返る学習をするとのこと。
学習の目的としては

1.小さい頃のエピソードや世の中の出来事を調べ、自分自身の新しい発見をする
2.ここまで大きく育ってきた背景には家族の愛情と支えがあったことに気付かせる

といったところでしょうか。

そして保護者にも

1.生まれてきてくれてよかった!と思った瞬間
2.子育てって大変だ!と実感したこと

を書いて提出するという宿題が課せられ、このエピソードは学習中に紹介するとのことでした。

普段の生活の中では、自分が生まれてきたことの素晴らしさを知り、両親への感謝の気持ちを持つこと、など感じる機会がなかなかないものです。
私たち親にとっても、10年という節目にこれまでの成長や20歳の成人に向けた将来の展望を見つめ直すいいきっかけになりました。
『2分の1成人式』は今年度最後3月の授業参観で行われる予定ですが、今からとても楽しみです。

来年度から小学校では新しい学習指導要領が実施されます。主要な教科の学習時間の増加に伴い「総合的な学習の時間」は削減されてしまいますが、命を大切にする心の育成のためにも『2分の1成人式』はぜひ今後も広まっていって欲しい学習のひとつだと思いました。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加する
  • Twitterでつぶやく

ページの先頭へ戻る