「叱る」、「怒る」

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。システム部の小林です。

僕には大学一年生の長男と高校一年生の次男がいますが、遊んでくれません。(年齢的に当然ですが)何となく昔を振り返って、僕は子ども達を「叱っていたのか?」、「怒っていたのか?」を考えてみました。

ちなみに「叱る」と「怒る」の違いは調べたところ
<叱る>
相手のことを考え、相手に非や責を理解させるために働きかけることであり、双方向のコミュニケーションと言われています。
相手をより良くしようとする注意やアドバイスを、あえて声を荒げたり語気を強めたりして相手に伝える動作です。
つまり、叱ることは感情が抑えられることにより、相手が言われたことを受け入れる気持ちが整います。
<怒る>
一般的に自分の感情を表現することで、一方通行の感情表現であると言われています。
自分自身が腹を立てたことを相手にぶつけることで、自身の目的が果たせればそれでよく、相手がどのように感じるか等を気にしない動作です。
つまり、怒ることは感情的になるだけなので、相手に反発を招く結果になります。
だそうです。

今思えば、子ども達に対して贔屓目にみても「叱る」3割、「怒る」7割だったような気がします。
「叱る」つもりが段々と感情的になり「怒る」に変わってしまったことも・・・。
自分なりに振り返ってみて、「叱った」後に子ども達の顔を見て「がんばれよ」と思えたときは「叱った」とき、「ごめんな」と思ったときは「怒った」ときだったような気がします。

ただ、「叱った」なかには、いまだに親子で笑い話になるような話もあります。
その中の一つに、兄弟がまだ小学生のとき、兄弟ケンカが頻発し徐々に激しくなり見過ごせなくなったので、子ども達を厳しく「叱った」ときがありました。
「叱った」後、泣いている二人を向かい合わせて、仲直りの握手をさせようと、僕が「握手!」と言うところを間違えて「礼!」と言ってしまいました。
お互い素直に「礼」をした後、親子そろってポカーンとしましたが、僕が「よし!もうケンカするなよ!」と、その場を切り抜けました。
しばらしてから「さっき、お父さん間違ったよね」、「間違えるにしても、ひどい」等、非難轟々でした。
「叱る」と「怒る」では、あとで笑い話になるのは「叱る」の方だと思います。

「叱る」、「叱られる」は親子間だけではなく、社会でもあることですが、「良い叱り方」、「良い叱られ方」を覚えていきたいと思います。
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