子育ては親育て

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは、お客さまサービス部の片田です。
人事からはメンターに任命され、部門内ではOJTの指導係を任された関係で、2人の新卒の新入社員と、それぞれ違った立場で接する機会を得ました。
2人の、スポンジのような吸収力や、まっすぐな質問や、それぞれの全く異なる個性に触れていると、私自身も初心に帰るような、身の引き締まる思いです。

会社を出て家庭に帰ると、私は1歳児の母親である訳ですが、子育てをするようになって、自分が子どもの頃のことを思い出したり、想像したりすることが増えました。
私と妹は1歳半差なのですが、よちよち歩きの娘を見ながら、「私がこのくらいのときに、妹が生まれたんだよなぁ」などと改めてしみじみ考えたりします。母が妹の出産で入院している間、私は祖母におんぶされて、一口あんぱんを1度に5つも食べたのだとか。食いしん坊な私も私ですが、食べさせてしまう祖母も祖母だな、と今となっては思います。

新入社員と接していると、子育てと同じように、自分が新入社員であった頃のことを、ついつい思い出してしまいます。
私が新卒で配属されたのは新設されたばかりの部署で、皆が目の回るような忙しさでした。そんな中、私は、何も役に立つことができない申し訳なさや、早く仕事を覚えなければいけないという焦りでいっぱいでした。
コピーを頼まれて、ホチキスでとめた書類の角がきれいに合っていないと言って叱られたこともあります。「こんな些細な用事ですら満足にできないなんて。こんなことでは、これからも自分には重要な仕事を回してもらえないのではないか」と不安に思ったこともありました。

新卒の社会人のみなさん、入社から3ヶ月が経とうとしており、当初の緊張が薄れてきた一方で、まだまだ一人前とは言い難く、先の見えない焦りがつのっていませんか。
でも、だいじょうぶ。目の前でてきぱきと仕事をこなして、堂々と振る舞っているように見える先輩も、みんな同じような時期を通過してきたんです。
見るもの聞くもの全てが新鮮な今の時期を大切にして、どんどん成長して下さい。

先輩である私も、「子育ては親育て」とばかりに、ちゃっかり一緒に学ばせてもらいますからね。


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