富士山の頂上を体験してきました

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ
110808.png

「富士登山は出産に似ている」と言われるそうです。夏真っ盛りのおととい(8月6日)から、社内のメンバーなどと富士登頂に挑戦し、昨日の未明、見事なご来光をおがむことができました。 富士登山は想像以上にしんどくて、階段の昇り降りもままならない今は、もう二度と富士山なんて登りたくない、なんて思っています。しかし、産みの苦しみと同じで、つらかった思いは自然と薄れ、感動のみが記憶として残っていくということかもしれません。

富士登山の発案は、企画部の枡野から。枡野の元同僚で、23歳で当時の七大陸最高峰最年少登頂記録を作った、登山家の山田淳さんライフネット生命保険サイトの外へ移動します(新しいウィンドウが開きます)がガイドをしてくれるということでした。 行きたい気持ちの一方で、躊躇していたところ、参加を決めたメンバーから、是非と背中を押されました。それが決してアウトドア派ではない私も参加することになった経緯です(こうしてじぶんの心地よい場所にばかり閉じこもっていないで、一歩踏み出させてくれるのが、ライフネットのすてきなカルチャーのひとつです)。

こうして富士登山当日は社員とその家族、友人ら28名のメンバーが集まりました(なかには小学3年生のお子さんも!)。

若干のトラブルで移動のバスの出発時刻がおして、高速道路が大渋滞。登山口である五合目への到着が遅れ、道すがら豪雨にも見舞われるという不安なスタートでした。

通常であれば、3時間半で八合目まで登って宿泊、深夜に再開して、3時間かけて夜明け前に頂上に到着するというスケジュールです。しかし、富士登山のピークを迎える8月の土日ということもあって、推定8,000人の登山客が道を埋めつくす状況。一時、雨に濡れながら、八合目の山小屋に到着したのが23時過ぎ。晩御飯のカレーをいただき、1時間あまりの休憩で、再出発というハードなスケジュールとなってしまいました。

しかし、そこは一流のガイド。山田さんは、高山病で体調を崩して遅れそうになるメンバーをケアしながら、休憩時間をうまくコントロールしていました。そして、ご来光の20分ほど前に、見事、全員が富士山頂上に到着。みんなで美しい光景に思わず息を飲んだ、というわけです。

私もあまりの美しさに感動し、涙をこらえるのに精いっぱいだったのですが、コンタクトセンターの永川が小3の娘さんの手をとって伝えていた言葉がそれに追い討ちをかけました。
「こんなにきれいな光景、一生のうちに一度見れるかどうかわからない。しっかりと目に焼き付けておくんだよ。」
と。

確かにこの日の経験は、ずっと忘れられないものになりそうです。そして、また同じような体験をするために、富士山に戻って来たくなるのかも知れないな、と感じました。


伊藤嘉英

  • このエントリーをはてなブックマークに追加する
  • Twitterでつぶやく

ページの先頭へ戻る