アイスの思い出

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

先日の土曜日、いつもの週末のように食後に子どもとアイスを食べておりました。
なぜ「いつもの週末」かというと、我が家では『アイスは土日だけ』という掟があるからです。
すると、娘がくわえているガリガリ君の棒に何やら細かい文字が・・・・
「当たってる!!!!」親子で狂喜乱舞しました。
今年の節電サマーのお伴としてガリガリ君には大変お世話になりましたが、『当たり』が出たのは初めてです。
いえ、今年に限らず私の人生においてガリガリ君の当たりは初めて。アイスに当たりが出たのも2回目(たぶん)でした。

初めて当たりが出たのは小学生の時。友達の誕生日パーティーに招待された時です。
みんなで車座になってチョコクランチのアイスを楽しく食べておりました。
そこで当たりがでた私は誕生日の主役より主役級の扱いを受け、大いに盛り上がったことを鮮明に覚えています。

さらにアイスで思い出すのは子どもの頃、夏休みになると泊りに行った母の実家のことです。
海の近くで、潮の香りがするとてものどかなところでした。
そこで食べるアイスといえばカップに入った「みぞれ」。
それをなぜか祖母は「クリーム」と呼び、「クリームを買っておいで」と祖母がお小遣いをくれると私と姉は喜んで近くの商店に買いに行ったものでした。
それを木でできたあのぺったんこのスプーンで、カップのひだひだに残ったわずかな1滴すら残さず食べようと必死でがんばった
(他に頑張ることはなかったのか・・・)幼い夏の日を思い出します。

そこで、ふと気付いたことがあります。
私の幼い頃の記憶はほぼ食べ物と関係している・・・。
単に私が食い意地がはっていたというわけではなく、考えてみると物を食べるということは五感をすべて活用するわけですから記憶に残っていて当然なんですね。
でも、不思議と食べ物から想起される記憶は懐かしく幸せな気分にしてくれます。
リクエスト通りに母が作ってくれたお弁当(中身はエビフライ、卵焼き、ミックスベジダブルのバター炒め)
スイミングを見に来てくれた時に父が買ってくれたデイリークイーンのバーバーママのような形をしたソフトクリーム(パリパリのチョコレートでコーティングされているやつ)、
食べても食べてもお腹が空いた中学生時代の私に姉が買ってきてこたつであたためておいてくれた肉まん、カレー粉で炒めた千切りキャベツとウィンナーがはさんである母特製ホットドック・・・

ちなみに「食べ物で思い出すことない?」とたずねた際の娘の回答は「初めてたこ焼き食べたのは成田空港だった」でした。
それは彼女にとって初の海外旅行に出かける直前のことで、私はすっかり忘れておりました。
ワクワクした気持ち&初たこ焼きで記憶に残ったのでしょう。

あと10年後、20年後にはどんな食べ物から懐かしい思い出がよみがえるのでしょう。
娘の記憶に残る楽しい食を提供する責任も感じました。

*当たり棒には「ガリガリ君かガリ子ちゃんと交換できます。ガリガリ君リッチとは交換できません。」と
書いてありました。“ガリ子ちゃん”には近所でお目にかかったことがないのですごく気になります。
110912.JPG
お客さま相談部 牛島


  • このエントリーをはてなブックマークに追加する
  • Twitterでつぶやく

ページの先頭へ戻る