入社してはや4ヵ月が経ちました。私はわりと海外旅行が好きで、たまに一人で海外旅行に行ったりします。前職では女性海外一人旅と言うと、ある程度驚かれたり心配されたりしたものですが、海外赴任・海外留学経験者等が多く在籍する当社では、海外一人旅どころでは全く驚かれず、入社当時は少々寂しい思いをしたのを覚えています。
そんな当社でも、行った人はあまり多くはないのでは？と思われるベルギー（ブリュッセル）の話を少し。
入社前、前職の有給休暇消化期間に、アムステルダム→ブリュッセル→フランクフルト→ミュンヘン→パリと一人で2週間程行ってきました。その中でもブリュッセルは、渡航前は通過地点ぐらいにしか考えておらず、あまり期待をしていませんでした。
しかし、実際行ってみるとヴィクトール・ユーゴが「世界で最も美しい広場」と称賛した「グラン・プラス」というあまりに壮麗な大広場に圧倒され、とても良質でお洒落なベルギー・ワッフルやベルギーチョコレートのお店はいつまでも見ていたい雰囲気でした。
ブリュッセルのシンボル、「ブリュッセルの最長老市民」のキャッチフレーズで世界的に有名なジュリアン君がとてもかわいらしい。私が行った時はあいにく裸でしたが、ルイ15世が豪華な刺繍入りの宮廷服を贈ったことがきかっけで、世界中から衣装が贈られ、世界一の衣装持ちらしい。お祭りやイベントのときに小便小僧からビールを出すこともあるとかないとか。
ジュリアン君は世界的にとても有名ですが、実はジュリアン君のすぐ近くには女の子版小便小僧「ジャンネケ・ピス」がいます。裸でしゃがんだ姿の小便少女で、パロディにしてはリアルすぎるかと…。通行人を楽しませるという目的で作られたそうです。ジュリアン君の周りは観光客がいっぱいなのに対して、ジャンネケ・ピスの周りはガラガラで、ジュリアン君を見て「カワイイ」と絶賛していた人たちも、ジャンネケ・ピスを見ると失笑。ジュリアン君よりジャンネケ・ピスに服を着せてあげればいいのに…。「リアル過ぎて笑えない」という理由から市民にもあまり良く思われていないそうで、鉄格子で囲われ、南京錠を幾重にも掛けられています。ジャンネケ・ピスの方は私も写真を載せる勇気がありませんが、興味がある方は「ベルギー 小便少女」で検索してみてください。
経理部 波多野
