カレー金曜日

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

商品開発部の友寄です。
毎週、金曜日になると必ずカレーを食べています。保険業界に入る前の職場の習慣が続いているもので、金曜日にカレーを食べる度、同じ空の下で昔の仲間たちが同じカレーを食べていることを思うと、かつて職を共にした一体感というか、帰属感が蘇ってきます。

日本の国民食として人気のあるカレーですが、最近ではご当地グルメとして地域の名物となっていたり、お店によって特徴のあるカレーがあったりと、いろいろなカレーを楽しむことができますね。

ところで特に年配の方などは、最近のカレーが美味しくなっている反面で、昔子供のころ食べたカレーとなんか違うような感じを抱いたりすることはありせんか?日本のカレーライスはイギリスから持ち込まれ、明治時代から食されていますが、消費者の嗜好の変化による味の調整や品質の改良が重ねられ、少しずつ進化を遂げた結果、実は昔の日本人が食べていたカレーと全く異なる味になってしまっているのです。

さすがに明治から昭和初期のカレーは私も食べたことはないのですが、昔のカレーは脂っこくない代わりに粉っぽさが強く、色も今より黄色っぽいものだったようです。私の故郷・沖縄でも場末の食堂なんかで出てくるカレーはそのようなものだったと記憶しています。

正直美味しさでは今のカレーの方が上かもしれませんが、素朴な感じの昔のカレーも結構いいものです。今となってはなかなか食べる機会はないと思いますが、台湾の方へ行くとこれまた場末の食堂などで「咖哩飯」という名前で一種ガラパゴス状態となって残っており、正に昔風のカレーを食べることができます。好みは人によると思いますが、沖縄や台湾へ行かれた際は、このような昔風のカレーを探して食べてみるのも楽しいかもしれません。

写真は主に東海地方で売られている「オリエンタルマースカレー」で、比較的昔のカレーに近い味がします。首都圏ではあまり見かけませんが、沖縄でも何故か流通しています。こちらはかなり食べやすく、粉末のルーなので脂っこくなく、ドライカレーや肉料理の味付けなどにも利用することができるので、お薦めです。ぜひお試しください。
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