住めば都

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

はじめまして。12月に入社しました織井と申します。
みなさま、明けましておめでとうございます!

同業界から転職して参りましたが、この会社は、なんというか非常に新鮮ですね!
入って間もないこともありますが、他業界経験者の方が非常に多くて、妙に活気があって、日々びっくりすることが多い毎日です。私自身、外資・国産を含め生保を何社か経験しましたものの、少なくとも業界内では、なかなかこのような会社(職場)はないのではないでしょうか。いい意味で、自分の価値観がちょっとひっくり返るような感覚を覚えました。

それはさておき、今回はちょっと「我が家」についてご紹介したいと思います。

ただ今、かなり古い一軒家にもう10年くらい住んでおります。よくはわかりませんが、昔っぽい建築でおそらく築50年は越えています(写真からはちょっとわかりにくいですが、サザエさんの家を狭くして小さな二階を付けた感じ)。

私たち家族が来るまでは、しばらく誰も住んでいなかったこともあり、住み始めのころは正にちょっとしたアバラ家の様相でした(そのまま誰も住んでいなければ、とっくの昔に廃屋化してたでしょう)。それでも、とにかく掃除とかすれば、なんとかなるものと当初は考えておりましたが、そうは簡単には行きません。数々の試練が待ち構えておりました。

強風で屋根が剥がれたこと2回、雨漏り数回、水道管の破裂5回、ネズミの家族が同居(好物はなんと石鹸の模様)、シロアリ発生(業者さんに頼んで家全体駆除したらゴキブリもいなくなりましたが)。冷暖房に至っては、構造上うまくエアコンもつけられず、防温も、ガラスが割れた時に来てもらった業者さんによれば、2ミリガラスという今の住宅では全然使ってない薄ーいガラスのため、真夏・真冬は、外気温と室内の温度は全く同じ。もちろん1センチ程度のスキマなんて無数に有(特に今の季節は非常にツライ!)。また、先の地震のおかげで塀(ボロボロの大谷石塀)がまずいことになり応急処置するなど、修理・メンテ代も馬鹿になりません。

最近建ったばかりの家などに遊びに行くと、住宅設備・住環境の進歩は、ここ数十年でとんでもなく進歩したんだなあ、いい家ほしいなあ、などと内心うらやましく思うことしばしです。

しかしながら、こんなお家でも長く住めばなんとなく愛着も湧いてくるものです。特に子育て中には、メリットも結構あることに最近気づきました。
例えば、、
・子どもが、少しくらいフスマ、障子、壁を破ったり、落書きしたりしても、新品じゃないので、あまり気にならない。(勿論、一応叱りはしますが)
・先のとおり、真夏・真冬は非常につらいのですが、我が息子にとっては、体が鍛えられる良い環境だったとみえて、ほとんど風邪をひかなくなった(親は何故か結構ひきますが)。息子本人もこの環境が当たり前と考えているらしく、寒い暑いに関する不平は聞いたこともありません(子どもは強いですよね)。

「住めば都」という表現が、何かしっくり来る「我が家」です。
今の職場も、私にとっての「良き都」になるといいな、と願っています。

末筆ですが、今年1年、みなさまにも良い年となりますよう、お祈り申しあげます!
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