商品開発部の杉田です。
昨年の8月から肉体改造に取り組んでいます。
これまでの生活スタイルは、まさに「カウチポテト(couch potato)」。
立っていることより寝転がっていることが多い生活。
肉体改造は真逆のベクトル。
ここ数年、まともな運動をしてこなかったので、心肺機能も筋力も低下。
その上、10歳ぐらいの小学生をいつも背負っている状態。
つまり、できるトレーニングがないのです。
ランニング、球技系スポーツ、自転車、登山、筋トレは、もちろんNG。
残された道はプールでのウォーキング。
プールで醜態をさらす決心をした僕に、現実はさらに追い打ちをかける。
水着のサイズがない。さすがにへこみました。
Swimmerの聖地、御徒町で3Lの水着を調達。
プールで毎日1km歩くことにしました。
歩いているとき暇じゃないの?と聞かれるのですが、やることがいっぱい。
「どうすれば水しぶきを立てずに早く歩けるか?」
「歩きながら、ストレッチができて、筋トレができないか?」
「手の角度によって水の抵抗がどう変わるのか?」
「時間の感覚は秒単位で正しいか?」
「こんなことを頭で考えずに、体で感じるにはどうすればよいか?」
と言う感じで、取り組んでいます。
2週間経ってプールに慣れてきてからは水泳も開始。
10日目に1km、50日目に1.5km、60日目には2kmと距離を伸ばしました。
今では1日3kmのトレーニングをこなしています。
ここまで来れば、Swimmerって名乗ってもいいですよね?
肉体改造をはじめて、世間の人に知ってもらいたいこと。
「太っている人は水に浮きやすい」なんて、太っている人に向かって言ってはいけない。
これは太っていない人の空想。
僕は実体験として知っている。
太っていれば浮く=楽に泳げる、わけではない。
お腹が抵抗になるし、巨体を引っ張るだけの腕力がない。
何より、ぽっこりお腹のせいで浮いている姿勢が悪くて沈む。
人間は水に浮く。
太っていればなおさら。
なのに、泳ぐのが楽じゃない。
こんなに悔しいことはない。