子どもの誕生日にお出かけ~ディズニーシー

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ライフネット生命 スタッフ

ディズニーリゾート。夢と魔法の国。息子もご多分に漏れず、このファンタジーワールドに魅せられている。今年のお正月休み、突然の思い付きでディズニーシーへ連れていって以来、お隣のランドとは違うオトナな雰囲気と、ディズニーシーのシンボルでもあるボルケーノの迫力に、すっかり骨抜きだ。
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息子は1月生まれなので、誕生日をどうお祝いするか、しばし考えた。プレゼントなどの類は前月のクリスマスに渡してしまっているし、10月のハロウィンから始まって12月のクリスマス、年末年始となんだかんだイベント続き。このままスタンダードにお誕生日のお祝いをしても、なんだか“いつもの”感じで終わってしまう。

ということで、この子が「親とお出かけなんて恥ずかしいよ」と言う歳になるまでは、“一緒に1日過ごす日”としてデートでもしようと決めた。テレビCMではないが、モノより思い出をつくろう、そう思うことにした。その記念すべき第一回目がディズニーシーとなったわけだ。親子デートにはもってこいの場所といえよう。

ちなみに、ディズニーリゾートは誕生日に行くと、なかなか特別扱いをしてもらえる。キャストの方に誕生日であることを告げると、“Happy Birthday”と書いてあるワッペン型のシールをもらうことができる。それを体に貼っておくと、園内ですれ違うキャストの方々が「お誕生日おめでとう!」と声をかけてくれるのだ。

そんな特典があることを知ったうえで改めて園内を見渡してみると、いるわいるわ、誕生日族。ミッキーやミニーが会いに来てくれるというキャラクターダイニング(レストラン)を利用したときも、息子の前に並んでいたおじいちゃんも誕生日だったようで、シールが胸元で輝いていた。いくつになっても誕生日にお祝いされるのは嬉しいに違いない。

しかし実は、あちらこちらで「お誕生日おめでとう~!」と言われるたびに息子は困惑していた。証拠に、しばらくすると「シール要らない・・・」と剥がし始めたのだ。帰るころには、シールは欠片を残すのみという無残な姿に。私の思惑は見事に外れた。そう、いつの間にか息子は、注目されて気恥ずかしいという立派な感情を抱くほど成長していたのだった。

どのように誕生日を演出しようかで頭がいっぱいだった私は、“成長”という肝心の部分を見落としていたようだ。もしかしたら息子の自尊心を少々傷つけてしまったかもしれないなあ、もっとこの子と向き合っていかねばならんなあ、と、その日の夜はいつも以上に息子の寝顔がいとおしく思えて、生まれたときの写真と見比べながら、ジーンと感じ入っていた。

翌日は、保育園でかなりの脚色を施したディズニーシーエピソードを先生やお友だちに話して聞かせていたということだから、ひとまず楽しい思い出にはなったようだ。それにしても、息子を差し置いて「ありがとうございますぅ~4才になったんです~」とエヘラエヘラしていた自分を思い返すとかなり恥ずかしい。そんな私の気持ちを知ってか知らずか、「ママもいっぱい楽しんだよね!」とは息子の後日談。観察眼も鋭くなってきたようで。
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マーケティング部 川端

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