若気の至り

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

はじめまして。今年の1月16日に入社しました、経理部の茨木です。
入社から4週目に突入致しました。

前職の監査法人では、すでに出来上がった財務諸表をフムフムと眺めるだけ(一応色々やってますけどね!)でしたが、経理部に入った今、仕訳をひとつひとつポチポチと入力していく中で、「こうやって財務諸表が出来上がるんだな~」と少し感慨深いです。

さて、ライフネットに入社して一番変わったことは、お酒を(あまり)飲まなくなったということです。
既婚者の方が多いからかと思われますが、ちょっぴり寂しい気がします。

以前は何かと理由をつけては毎晩飲み歩いていたので、給料の多くは飲み代で消えていく日々でした。私は自分から誘うことはほぼないのですが、「どんな会もとりあえず行ってみる。」というのがポリシーとしてありますので、呑みの誘いはまず断りません。
監査法人は夏頃が閑散期ですので、残業代はつかないのに旅行代や呑み代といった交際費はかさむ、ということで毎年9月の資金ショートが恒例となっておりました。
「会計士なのに自分の資金管理もできないのか」と耳の痛いお言葉をたくさん頂いたものです。

社会人になってからはさすがに泥酔するのは年に3回くらいですが、学生時代は毎回泥酔していました。今となっては若気の至りですが、当時の私は、自分はどれだけ呑めるのか。という限界にいつもストイックに挑戦していたからです。
我が家は全員が飲兵衛ということもあり、娘がそんな間違った方向に進んでいても止めてくれる者はいませんでした。ここでエピソードを3点挙げてみようと思います。

①一升瓶事件
ある年のお正月、家にあった一升瓶の日本酒を手に取ったが最後、気付いた時には瓶は空っぽになっており、家族の称賛の声を聞きながらそのまま意識を失いました。
明くる朝、割れるような頭痛で目が覚めたのですが、その日は1日中七転八倒(まさに言葉通りし、もう2度と飲むもんか!と激しく後悔したのでした。その決意はもろくも2日後に崩れましたが。

②泥酔拳
朝起きるとなんか体中が痛い。手足を見ると右半身が血だらけ。
一瞬、何か事件に巻き込まれたのかとも思いましたが、酔っ払って、ブロック塀に右半身をこすりながら歩いていたせいだと分かりました。
夏場だったので、その後しばらくは恥ずかしいやら痛いやらでした。
ジャッキー・チェンの「酔拳」という映画では、酔うほどに強くなりますが、人間は泥酔するともはや痛みを感じなくなることが発覚しましたので、ある意味最強!ということで、この能力を「泥酔拳」と名づけることにしました。

③サラリーマンの優しさに触れる
当時、駅で寝てしまうことは多々あったのですが、ある日、JR荻窪駅で本格的に寝転がっていたところ、ふわりと何かがかぶせられるのが分かりました。
目を開けてみると、サラリーマンのおじさんが新聞紙をかけてくれていました。
私と目があったおじさんは、「ねぇちゃん、たいがいにしろよ。」と言って、ミネラルウォーターを置いて去っていきました。この東京砂漠で、人の優しさに触れ感動するとともに、もう駅で寝るまで呑むのはやめようと決心したのでした。

近頃では、会社の人との飲み会に行きたくない。という若い方が増え、「呑みニュケーション」とはもはや死語のようですが、私は、ある程度効果的だと思っています。
体質的にお酒を受け付けない方もいらっしゃると思いますが、呑みの場で、しばし仕事から離れて語り合うことによって、オフィスにいるだけでは生まれない、絆みたいなものが生まれるのではないかと考えています。

ただし、最近はそろそろコレステロールも気になり始めたので、これからは、お酒の量と頻度の節度を保って、素敵なアルコールライフを送りたいと思います。
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