新任マネージャに薦める5冊の名著

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

マーケティング部の吉沢です、こんにちは。
さて、4月を迎えて、マネージャに昇格し、初めて部下を持つという方々も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、前職でマネジメントに関して専門的な仕事をしていた経験などから、新任マネージャにお勧めの5冊をご紹介したいと思います。

1.「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」
(マーカス・バッキンガム 著)
タイトルそのままですが、この著者のマーカス・バッキンガムは、アメリカのマネジメント分野にて、緻密な調査と綿密な理論で有名なギャラップ社での研究に基づき、マネジメント分野で幾多の先進的な書籍を送り出しています。
その中でも、多くの調査をベースとして、優れたマネージャと平凡なマネージャの違いを明確にしているのが、この著書です。まず一冊、ということであれば、間違いなくこの一冊をお勧めします。
マネージメントという仕事の楽しさについて、大いに教えてくれる一冊となるでしょう。

2.「まず、ルールを破れ―すぐれたマネジャーはここが違う 」(マーカス・バッキンガム 著)
こちらも、1冊目と同じくマーカス・バッキンガムの書籍ですが、より実践的にマネージャが行うべき部下へのリードの手順が記載されています。タイトルはなんだかキャッチーで、ちょっと薄っぺらい(?)印象を受けてしまいますが、中身については、大変濃く、そして実践的なものとなっています。

3.「成果主義―どうすればそれが経営改革につながるのか?」 (高橋 俊介 著)
こちらは、マッキンゼー出身であり、日本の人事制度に初めて戦略の観点を取り入れたということでも有名な高橋俊介氏の著書です。この本を読むことで、日頃多くの企業で導入されている、人事評価シートなどが、本質的にはどのようなものなのか?成果による評価を行うというのは、深いところでどんな狙いがあるのか?
といった観点を得ることができます。この本を読むことによって、当てずっぽな通知表を書くような評価から卒業し、部下へのフィードバックの重要性などを認識することができるようになるでしょう。

4.「最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か」(ピーター・センゲ 著)
組織開発・組織変革のフィールドでは、「ラーニング・オーガニゼーション」というコンセプトが、もう永らく、当たり前のように大切なコンセプトとして、検討・深堀をされてきていますが、その第一人者が、この著者です。組織をどのように構築していくべきか、どうすれば「言われたことをやる」のではなく、一人ひとりが学習し、自ら伸びていく組織になっていくのか、こうした観点についての多くの示唆に溢れた一冊となっています。

5.「1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!」 (ケン・ブランチャード 著)
アメリカのマネジメント分野では、およそ知らない人はいないであろうという、ブランチャードご老体の名著です。
私もカンファレンスで何度か彼のセッションに参加したことがありますが、個人の人柄の素晴らしさ、そしてアメリカのマネジメント・人材開発の分野での多大な功績もあり、とにかくスタンディング・オベーションです。
この本は、そんな彼が伝える、マネージャがどのようにすべきか、ということについて、わかりやすく、物語として体感できる一冊です。

それでは、新任マネージャのみなさん、どうぞグッドラック!

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