魅惑のワインの話から…

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

コンタクトセンターの畑野です。

先日ウスケボーイズという本を読みました。
内容は国産ワインの先鋭的な造り手を扱ったルポルタージュです。
理想に邁進し、それが故に困難と突き当たりながらも、徐々に自身でも納得のいく、世間からも評価から絶賛へと進みゆくワイン造りと、まつわる歴史・恩師や取り巻く環境を描いた作品でした。
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クローズアップされている造り手は3名。国内には決して彼らのみなず、優良と思えるワイナリーは沢山ありますが、このようなエピソードを聞くたびに思うのが、理想に邁進し、困難に立ち向かいながらも、最終的に陽の目を見る事の出来たチャレンジャーはほんの僅かなのでは無いか?という事です。

ただ、良く考えてみれば、誰もが尻込んでしまったり、諦めてしまったりという困難と向き合っても、理想を貫徹すべく進み続けれる人も同様に僅かなのかも知れない…。
その僅かな人の中の割合で見れば、陽の目を浴びた人というのは、決して少なくないのかもしれませんね。

さて、その登場する造り手の1人が、おおよそこんな事を語っている一節があります。
『商品に「無添加」・「自然派」・「~賞受賞」といった消費者を引きつける言葉を使っているのは、造り手として恥ずかしい。造り手はただ品質のみで勝負しなければならない。』

この一節に触れた時、同時に飲む側も様々な付帯情報に左右されず、本来の味わいのみでそのワインを評価するべきなんだろうと思いました。

そこまで考えた時に、『何もワインだけじゃ無い。造る側であれば、その優れた本質の追求。
評価する側であれば、その純粋な本質についての感受性が重要だったんじゃないか。』と、これまで何度も普通に考えてきたことに思いいたりました。(難しい事ではあるんですが…)

それは、私たちが扱っている商品、またコンタクトセンターでのお客さまとの対応について、自身で少しでも新鮮な目線をもって前進していこうと思えた瞬間でした。

お勧めのワイン情報がありましたら、是非教えてください。
では、また次の機会に。

コンタクトセンター
畑野


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