入社10年目のマシンガン

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

毎日暑いですね。巷の小中学生は夏休み真っ只中。夏休みと言えば、海や山でのいろいろな思い出と一緒に、夏休みの宿題を思い出す人も少なくないのではないでしょうか。そこで、今回のブログは、同僚も読んでみようと言っていたこの本で、夏休みの宿題の定番、読書感想文を書いてみたいと思います。

「入社10年目の羅針盤を読んで」 企画部 近藤

今年、私は学生を卒業して社会人になってからちょうど10年目を迎えた。しかし、割と前向きに過ごしてきたからなのか、「10年ひと昔」という言葉のとおりなのか、新入社員の頃のことなど、到底憶えていない。むしろ、昨日のランチのメニューも怪しいくらいだ。

けれど、そんなことではいかんので、本書と一緒に10年間のサラリーマン生活を振り返ってみよう。
そう言えば、当時は島耕作を目指したこともあったっけ、なんて感傷に浸りながら。

この本には、著者(写真参照)による非常に示唆に富んだ“仕事、人生の航海図となるべき55の指針”がずらりと並んでいる。それらの指針も含めた著者の言葉から、自分自身が共感できたもの(深く突き刺さったという意味で「マシンガン指針」)とこれからの課題だと感じたもの(本のタイトルどおり「羅針盤指針」)を、それぞれ列挙してみた。

【マシンガン指針】
・すべての仕事は気の持ちようによって、楽しくもなるし、つまらなくもなる
・続けていれば「拾う神」あり
・睡眠だけはしっかりとれ

【羅針盤指針】
・社会人になってからの「学び」は成長に直結する
・今より幸せになる方法は2つある。人と比べないことと慣れないこと
・家族や恋人よりも大事な仕事はない
・「少し危険だけど面白い手」を打ってみる

他にも多くの言葉に頷かされたが、とりあえずのベスト3はこれだ。
「羅針盤指針」がひとつ多いのは、謙虚な姿勢を忘れないためだということにしよう。

また、こうして項目を列挙してみるだけで、新たな発見もあった。
何もない、憶えていないと思っていた自分の人生観、仕事観がおぼろげながら見えてくるのである。これは非常に大切なことだと感じた。毎日何かと忙しいと忘れてしまいがちだが、今後はただ漠然と日常を送るのではなく、こうして自分の立ち位置を定期的に確認しながら、自分のペースで過ごしていこう、この本を羅針盤に。
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と、まあ読書感想文風に書いてみましたが、久々に書こうと思うとなかなか難しいものです。「1行目はカギカッコ(セリフ)から書き出すとインパクトが出る」みたいな作文のテクニックもあったような気がしますが、全く実践できませんでした。

それはともかく、入社年次に関係なく、毎日を忙しく過ごすビジネスパーソンは、この夏の一冊として、本書を読んで自分の考え方を再確認してみるのも良いかもしれません。

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