ヒーローとシステム

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。システム部の向井です。

最近はあまり見なくなりましたが、私は結構な映画好きです。
いろんなジャンルのお気に入りがありますが、私、というか男性はきっとそうだと信じていますが、いつまでもヒーロー物には目がなく、スパイダーマンが特にお気に入りです。何故かはわかりませんが、赤子の頃からスパイダーマンが好きで、コミックを手放さなかったようです。(実はアメリカ生まれで、スパイダーマンが身近でした。アメリカ生まれの茨城育ちなのですが、二歳になる前には帰国してしまっていたので、語学は全く堪能ではありません。)

スパイダーマンはめちゃくちゃ強い訳でもなく、主人公に至ってはかなりイケてない感じです。ですが若者の主人公は、育ての父や友人や恋人の言葉で、少しずつ成長していきます。体力的にはスーパーヒーローでも内面はノーマルで普通の人間と同じ。私の町のスパイダーマン。とっても親近感を覚えます。

映画スパイダーマン2での出来事です。スパイダーマンは列車の事故を、体を張って防ごうとします。間一髪で大参事は免れますが、スパイダーマンは力尽き、気を失ってしまいます。そのまま倒れ込む彼を民衆が大勢で支え助けますが、あろうことに正体を隠すための大切なマスクが、救助活動の際に無くなってしまいます。息を吹き返したスパイダーマンは人々の前でマスクがない事に焦ります。ただ、人間離れした力をもったヒーローが自分達を助けてくれるのと、正体は普通の若者(見かけ上は)であることを目の当たりにした民衆はマスクを見つけだし、そっとスパイダーマンにマスクを手渡します。

特殊能力を持った事に戸惑いを覚えつつも、勇気を振り絞り、正体を隠し、たった1人、皆のために戦ってくれるスパイダーマンに民衆は感激を覚えました。「秘密にするからね」という少年の言葉と供に静かにスパイダーマンを送り出したのです。
スパイダーマンは自分の持つ力と、それを持つ者の責任を果たすため、そしてみんなからのありがとうという一言を励みにして、また戦いに赴くのです。
(ITというよりは)システムをやっていると、時として特殊能力の保持者と見られることがあります。特殊能力を持つと、感謝されることもあれば、特異な人として見られることもあります。
本当は特殊能力でもないですし、我々はたった1人という事もありませんし、会社内では正体はバレバレですが、スパイダーマンのように日々のトラブルを解決し私の町のヒーローになれたらよいなと思ってしまうこの頃でした。

皆さんのまわりには身近なヒーローはいますか?
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