みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
昼間は暖かいこともありますが、だいぶ冬らしい気候になってきましたね。
どうぞ体調にはお気を付けください。
さて、この10月から、期待の新人2人のOJT教育をする機会に恵まれています。
仕事の上ではまだまだひよっこの僕ですが、急に大人ぶって、あれこれと弟・妹を教えるお兄さんの気分です。
でも…
2人に教えていると、いろんな疑問を投げかけられます。
「なんで●●があるんですか？」
「…なんでかねぇ？」
「▲▲については、このように考えますが、いかがですか？」
「それはその通り。でも、こうゆうことになってるからさ…」
くもりのない目で業務を見つめている二人の鋭い質問に、いすくめられるような、そんな気分になるのです。
保険業界の常識がないことを武器だと思い、あんなに意気揚々と入社してきた「一年前の新人」である僕が、なんだか、ものすごーく保守的に仕事をしているように感じます。
「ダメだな、自分」と思うと同時に、「この2人を見習わなければ…」とも思うのですが、一年前、自分が教育される立場だったときはどんな感じだったのだろうと思い返してみると…
なんと！
奇しくも、僕の教育係である片田が、昨年6月に同じようなテーマでブログを書いていました！
まだ結婚もしていないし、もちろん子どももいないのですが、「子育ては親育て」という言葉は、果たして真理ではないかと思い始めています。これも新人の2人に教えられたこと。
そんな一年前の僕にはわからなかった、いま読むとその深みが理解できるようになった(気がする)、片田のブログの締めを引用させてください。
---引用ここから-----------------------------
新卒の社会人のみなさん、入社から3ヶ月が経とうとしており、当初の緊張が薄れてきた一方で、まだまだ一人前とは言い難く、先の見えない焦りがつのっていませんか。
でも、だいじょうぶ。目の前でてきぱきと仕事をこなして、堂々と振る舞っているように見える先輩も、みんな同じような時期を通過してきたんです。
見るもの聞くもの全てが新鮮な今の時期を大切にして、どんどん成長して下さい。
先輩である私も、「子育ては親育て」とばかりに、ちゃっかり一緒に学ばせてもらいますからね。
---引用ここまで-----------------------------
新卒社会人の教育係になっているみなさん、この「教育係」という仕事は、裏返すと僕らの学びの機会でもあるんですよね。
理想の「立派な先輩」になれないこともあり、後輩の成長スピードにびっくりすることもあるかもしれませんが、これも自分が成長するチャンス。
後輩に指導しつつも、ちゃっかり一緒に学んで、自分の糧にしていきましょう！
「後輩には大きな背中を見せたいなぁ｣と思っている(けど、なかなかできない…)、
お客さまサービス部の石井でした。
