かりそめ日記

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

あけましておめでとうございます。

この年末年始は比較的長い休みだったこともあり、活字を読むのが遅い私も本を何冊か読みました。ただ、いずれも軽いものではあったのですが、とにかく読むのが遅いため、それ以外のものごとが全く片付かず、こんな過ごし方でよかったのか少し疑問です。

さて、お正月というのは一つの節目ですから、例年決まってやることというものがあると思います。
私もいつもは大晦日に実家へ帰り、紅白と裏番組をコロコロ変えながらなんとなく年を越し、元旦には母の作ったおせちとお雑煮を食べ、なんだかんだで駅伝を見て初詣に行く、という定型を踏んでいますが、今年は少し違うところもありました。

変わったところは、2012年が両親にとって大きな節目の年だったということで二人で旅行に行っていたため、帰省しなかったこと。
そして、それを友人に(事前に)話したところ、カウントダウンジャパンというイベント(年越しのロック・フェス)に誘われたので、そこで年を越したこと。
普段はフェスなどには足を運ばないこともあり、少々疲れもしましたが、新鮮な年越しとなりました。

逆にいつもと変わらずおこなったことは、明治神宮への初詣、そしてそこの特設会場での献血です。(さらにそのあと、渋谷のCD店にも詣でます。)
例年は3日なのが、今年は2日だったという違いはありますが、明治神宮へ参拝し、おみくじを引き、その足で献血をし、そして干支のぬいぐるみをもらう、ということをもう5、6年続けています。

この明治神宮のおみくじですが、他の神社とは少し変わっています。
以前にもブログに書いていますし、明治神宮へ参拝された方も少なからずいらっしゃると思うのでご存知かもしれませんが、明治神宮のおみくじは「大御心」という明治天皇のありがたいお言葉(和歌)であり、吉凶や「待ち人」「争事」などの項目はありません。
和歌には教訓となるような意味が込められており、結びつけるところは一応設けてありますが、おみくじには「今日の参拝の記念に持ち帰りましょう」と書かれています。日頃から心に留めておきなさい、ということなのでしょう。
その場限り楽しんで、後は忘れてしまいがちなおみくじですが、こんなところにも明治神宮のこだわりが感じられます。

ここでは具体例として、今年私が引いたものをご紹介いたします;

かりそめのことは思はでくらすこそ 世にながらへむ薬なるらめ

「つまらないことにいちいち頭を悩ませないことが、健康に生きる秘訣です。」
という意味だそうです。とかく過ぎたことなどをくよくよと考えてしまいがちな私に今年も鋭いアドバイスを示してくださいました。
何が「つまらないこと」なのかというのはなかなか難しい問題ですが、それを時には立ち止まって考え、物事を整理する、ということも含めて、今年一年の活動につなげていければと思います。

数理部 片切
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