絵を習ってから5年が経ちました。
たまに、絵を習っているという話になると「どうしてですか?」と聞かれることがありますが、単純に、昔から絵が大の苦手だったからというのと、年を重ねても続けられる趣味を持ちたかったからです。
本当に、思い通りに描くのが難しく、何度、先生が笑いをこらえている顔を見て、その横で吹き出しそうになったことか・・・。
最初の頃を思い出すと、まっすぐに線を引くのも難しく、モチーフとなったワインの瓶とリンゴがなかなか描けなくて焦ったことも。
しかし、絵に行っているときの空間が大好きで、いまも続けてはいるのですが、その空間は、みんないろんな方向を向いて自分の好きなモチーフをそれぞれが選び、ただ、自分の世界に入ってもくもくと書いている。そこには小さな音で音楽があり・・・少し時間が止まっている感覚。
普段、忙しくしているとそういうゆったりと流れる時間に触れることも大切かなと思うのです。
そして、わたしの先生は日本画の先生で、おっとりとした口調でビシっ!といろいろと言ってくれます。いつも中途半端な感じで、わたしが描くのをだらだらと悩んでいると「思いっきり書いたらいいじゃないですか。間違ったら消せばいいのですよ。書き直せばいい。」と。あ、それはそうだ・・・と(笑。
こういう時間に魅力を感じて絵を習っています。
マーケティング部 村岡