電動アシスト

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

企画部の近藤です。
マイカーを持たないわが家のもっぱらの移動手段は自転車です。しかも、5年以上前に買った変速ギアなしの自転車に乗り続けてきました。

休日にしか乗らないこともあり、特に不便は感じていなかったのですが、この4月から娘が通い出した保育園は、なんと第7希望(このご時勢では贅沢は言えません)の駅とは逆方向の場所で、毎日の通園に自転車は不可欠なものとなりました。

入園当初から毎日、妻が送迎していたのですが、この酷暑の中の通園は想像以上に過酷なようで、ついにわが家でも電動アシスト付自転車の購入要請という名の命令が下されました。

高校時代、30分以上の道のりを自転車通学して以降、常に自転車に乗り続けていた私は、自転車を漕ぐことを衣食住の一環と思っている節があり、自転車なのに自分で転がさないなんて(←間違い)、と“電動アシスト”に若干の嫌悪感すら抱いていました。
(そういえば、学生時代は、毎日の自転車通学に刺激を得ようと、クリスマスに自転車に電飾のイルミネーション(電池式)を施して、夜道で警官に褒められたこともありました。)
しかし、そんなちっぽけなプライドよりも、背に腹は変えられない(保育園への送迎をボイコットされてはたまらない)という実利があるので、わが家でも渋々、電動アシスト付自転車を購入することになりました。

インターネットで生命保険の申込みができる昨今です、自転車もインターネットでポチっとやって、数日で真っ赤な電動アシスト付きのそれが我が家にやってきました。

日々、嬉しそうに電動アシスト付自転車に乗る妻と娘の傍らで、どうせ大したことないんでしょ、と高を括っていた私は、さしたる興味も示さず、相変わらず変速ギアなしの愛車に乗り続けていました。

しかし、土曜のある昼下がり、何気なく跨った私は衝撃を受けました。

まず、娘(約9kg)を乗せているにも関わらず、電動アシストのおかげですいすい進みます(←当たり前)。この酷暑の中ですら、涼しい顔で自転車を漕げるのです。
さらに、(ここが大事なポイントですが、)「アシスト」の名前に恥じないとおり、電動が作用するのは、まさに「アシスト」のタイミングで、“自分で漕いでる感”を間違いなく感じられるのです。私のちっぽけなプライドを見透かしていたかのような絶妙なアシスト具合です。
そして、上り坂に差しかかったときは、立ちこぎ不要の馬力でぐいぐい上っていきます。人生の上り坂でも助けてほしいパワフルさです。

なんと素晴らしいテクノロジー。

ひと乗りで私を虜にした電動アシスト自転車は、特に、小さいお子さまをお持ちのご家庭にはお勧めです!ただし、わが家のように1台しか購入しないと、外出の際、夫婦間で奪い合いになること請け合いですので、ご注意ください。
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(真っ赤な電動付きはフル稼働中で不在だったので、写真は5年落ちで現役の私の愛車です。)

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