2015新卒採用スタートしました ~ゆとり世代の皆さんへ

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ライフネット生命 スタッフ

12月1日は、多くの企業の新卒採用活動の開始日であり、リクナビ・マイナビなど就職活動情報サイトのオープンの日として毎年話題になります。ライフネットも同様に、広報活動開始日のタイミングに合わせて情報提供をスタートしました。

ライフネットの2015年新卒採用のテーマは、「わかりあえるのか」。
まずは、HPをご覧ください

ライフネット生命はまだ100人足らずの会社ですが、24歳から67歳までと幅広い年代の社員がそろっています。その差43年、3世代。HPの写真には、それぞれの世代を表したTシャツを着て42人43脚を行っている様子が写っています。毎日、まさにこんな感じで世代を跨いで仕事をしています。

これだけ幅広い年代の社員が机を並べて働くとなると、当然コミュニケーションには気を遣わなければなりません。互いの仕事に対する取り組み方や何を大事にして仕事をしているのか、価値観を理解するところから始めないと、ちょっとしたやりとりでも誤解が生まれてしまうからです。価値観自体には正誤も優劣もありませんが、往々にして自分と異なる価値観は受け入れづらいものです。しかし、一度相手の価値観や考え方を知り「違い」を受け入れれば、ストレスなく一緒に仕事をすることができるようになるはずです。

私自身、ここ数年20代と多く接するようになって、自分の持っている常識や価値観に照らすと理解できないことが増えてきました。2015年入社に向けて就職活動をするのは「ゆとり世代」と言われる1980年代後半以降に生まれた世代です。一般的に「ゆとり世代」というとネガティブな文脈で使われることが多いように思います。それは、今の20代がどんな価値観を持っているのかわからない、どうやら自分たちの価値観とは違うようだ…と思われているから否定的に受け取られているのではないか?と考えました。

そこで、20代と接点のある、色々な会社の人事・教育担当者やマーケティングの専門家に聞き取り調査してみました。聞いた話を総合すると、ゆとり世代のもつ価値観には学校教育(「ゆとり教育」)だけでなく社会経済状況が価値観の形成に大きく影響を与えているようです。この結果を聞くと「なぜ、そうするのか?」という20代の言動の根拠が、少しわかった気がします。たとえば…
・世間の価値基準よりも「自分らしさ」を大事にする。
・モノがあふれた時代に育っているため、ハングリー精神が乏しい。
・物心ついたときにはすでに不景気、消費意欲の増す思春期にデフレが到来したため、いいものを安く買う、トクすることが重要。
・人間関係はSNSでつながり続け、ひとりが複数コミュニティに属する。
・空気を読む力に長けている。

就活生にとって就職活動は短期決戦のイベントですから、その場だけ違う人格を演じたり大きく見せたりすることもできるでしょう。しかし、就職がきまればその後長い期間その会社で働くことになるのですから、取り繕っても後で不具合が生じます。自分の能力・性格や大切にしていること、自分にあった会社かどうかしっかり調べることが大切な理由はここにあります。

「ゆとり世代」と揶揄するのではなく純粋に20代の皆さんの価値観や大切にしていることを知りたい。そして、私たちがどんな会社でどんな仲間を迎え入れたいと考えているのか知ってほしい。まずは互いを知ることから始めようというのが、今年の採用メッセージに込めた思いです。

今年も、ライフネットで働きたいと考えている元気な20代の皆さんに会えるのを楽しみにしています。例年とほぼ同じスケジュールで選考を行う予定です。ぜひホームページやフェイスブックをチェックしてください。たくさんのご応募を、お待ちしています!

※当社の新卒採用について、常務の中田もブログに書いていますライフネット生命保険サイトの外へ移動します(新しいウィンドウが開きます)ぜひご覧になってみてください。

総務部 吉田

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