毎年この時期になると、流行語大賞、今年の漢字、と1年を締めくくる話題で盛り上がります。
この1年を振り返り、わたしだったら…、と考える方も多いのではないでしょうか。
とても久しぶりの結婚式は、友人のお嬢さんのお式でした。
産院で彼女と出逢ってから長い年月が過ぎ、今秋、念願の晴れの日を迎えました。
当時は育児休業制度など整ってはおらず、お母さまの産後休暇が明けてすぐ、昼間の時間はベビーホームで家族以外の大人と、そして幼い仲間達と過ごした彼女は、物怖じしない明るく愛らしい女の子に成長し、赤いランドセルを背負っての入学式、振袖の成人式、と彼女の成長を応援してきました。
そしてこの秋。
ご両親の結婚記念日に、しかも同じ式場での挙式。わたしにとってもご両親をお祝いした時の懐かしい時間を、場面を思いだすことができ、こんなに素晴らしいプレゼントはないですね。
素敵な大人の女性に成長した彼女ですが、多くの友人より心からの祝福を受ける幸せ満ち溢れる笑顔は、ランドセルを背負った時の未来に向かって微笑む可愛らしい笑顔そのままでした。
バージンロードを前に、お母さまにお祝いの言葉でしょうか、そっと話しかけられ、ベールを整えてもらう姿には思わずウルッときましたが、新婦の母の友人が号泣してはと、グッとこらえた瞬間でした。
心温まる時間を過ごせた、わたしの今年の漢字は「幸」。
これからもますます幸せに。そして多くの人を幸せに。
皆さまにも、幸せが訪れますように。
少し早いですが、どうぞ良いお年をお迎えください。
お客さまサービス部 河野