街の片隅で

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

2か月ほど前に引っ越しをしました。今の住居は、間取りは以前住んでいた部屋とほとんど変わりませんが、場所が異なるというだけで新鮮な環境に感じられます。
繁華街のすぐ近くであるため、週末にもなると夜中まで楽しげな声が若干騒がしくもありますが、前に住んでいた部屋にしても幹線道路が近いために夜中にトラックが陸橋を渡るときの振動が気になることがありましたし、駅から近いという便利さとのトレードオフであり、いたしかたないと考えています。

さて、引っ越したことを話すとよく聞かれることは、まず「あの辺に住むところあるの?」そして「なんでそんなところにしたの?」です。
前者については、繁華街のはずれの住宅地との境界あたり、ということになります。では、“そんなところ”に引っ越したのはなぜかというと、シンプルでありきたりではありますが、「タイミングと勢い」という答えに行きつきます。

もともと引っ越しは昨年の夏に部屋の契約期間が満了するのに合わせてしようかなぁとぼんやり考えていたのですが、もたもたしているうちにその時が来てしまったため、更新してしまいました。次回まではまた2年もありますから、満了に合わせて引っ越すことは諦め、頃合いのいいときを選んで引っ越そうと考えを改めていい機会をうかがっていました。

そんな中、ひと足先に引っ越したばかりの同僚と話をしているときに、どうせ引っ越すなら今しか住めない都心部にしてはとのアドバイスを受け、それも一理あると思って不動産屋に足を運んだのが3月中旬。進学や異動による引っ越しシーズンということもあり、今日見たような条件の物件が明日もあるとは限らないと考え、ほぼ一日で即断してしまいました。
タイミングというのは、契約期間の継ぎ目などひとつの要因ではなく、自分を取り巻く環境や気持ちの変化が重なり合って見えてくることもきっとあるのでしょう。

ちなみに、3月には移り先を決めていたのに引っ越しが4月下旬となったのは、前の住人が退去するのが3月末だったからなのですが、これはつまり私は部屋の中を実際に見ることができなかったことを意味します。それなりに人気のあるスポットであるため、内覧をせずに写真や間取りだけで決めなければいけないことがほとんどだそうです。
「住むところ」というのは生活の中でも特に慎重に決めるべきもののひとつではありますが、ある程度の条件が揃った段階で、早めに決断してしまう方がいいことも多々あるでしょう。
今までのところ、この場所に移り住んだことを後悔するような問題は特になく、比較的いい引っ越しをできたのではないかと思っています。
6月 片切さん.jpg
数理部 片切 嘉

  • このエントリーをはてなブックマークに追加する
  • Twitterでつぶやく

ページの先頭へ戻る