私はあまり欲がない人間だと思っています。
「足るをしる」という生き方に憧れていた面もありますが、欲しいものを考えてみても思いつくものはなく、いざ買うにしても必要に迫られてのものばかり。
今ではそんな私ですが、昔は欲しいものだらけでした。
小さかった頃はおもちゃ屋、少し大きくなると電気屋に頻繁に出入りをし、買えるお金はないので、買った時を想像して楽しんでいました。
(残念ながらファッションには目覚めなかったため、今の残念なセンスに至ります)
そんな欲しいものだらけだった自分はどこに行ってしまったのだろうと考えたとき、
・そもそも最近はどんなものが出回っているのかを知らない。
・雑誌を買った記憶もはるか昔。
・友人とのお酒の場で話すのは身の上話ばかり。
・初対面は苦手なので・・・。
などなど、「あぁ、これは情報のインプットの量が減っていることが原因ではないか」という考えに至りました。
そんな中、先日、飲みの席で隣に座った方が珍しい時計をつけていました。
同僚が声をかけてると、つけている時計はスマートウォッチとのこと。
スマートウォッチはニュースなどで知ってはいたのですが、実際に見るのは初めての機会。
同僚が話しているのを横から眺めていただけですが、久しぶりに「欲しい!」という衝動に駆られ、勢いのまま注文をしました。
最近の流通市場の努力の甲斐もあって、翌日には家に届いてさっそく画面をタップ。
画面に「お持ちの端末に○○アプリをインストールしてください」と表示されたので、スマホでアプリのサイトにアクセスすると、
「このデバイスではサポートされていません」
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情報のインプットは表面的なものだけでなく、しっかり調べることも大事なのだと身に染みました。
横澤