生命保険ができること

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

みなさま、初めまして。
5月に入社しました、お申し込みサポート部の安井です。どうぞ、よろしくお願いします。

生命保険の仕事に携わって10年で経験したお話を自己紹介を兼ねてしたいと思っています。突然ですが、みなさんは、生命保険の給付を受ける時、どの様なシチュエーションを想像されますか?

入院生活が長引く、今までの幸せな生活が崩れていく、といった不安しか感じない状況になっていることを想像する方が多いかと思います。
私も、生命保険の仕事に携わるまでは、同じようなイメージを持っていました。
しかし、以前の職場でのあるお客さまとの出会いによってそのイメージが反転し、生命保険は明るく生きていくための大事な財産なんだということを実感しました。
ここで、簡単ですが、そのお客さまのお話をさせていただきます。

そのお客さまは、ご結婚時の死亡保障加入から始まり、年齢の経過とともに医療保障を追加される等、保障内容の見直しを積極的にされていらっしゃいました。
私は、お子さまお二人ともご結婚された際に、死亡保障から医療保障の充実へのお手伝いをさせて頂いたのですが、幸運なことに、生命保険の給付を受けるような病気やけがに見舞われることなく60歳を迎えられました。
その後、お孫さんが生まれ、ご夫婦二人で第二の人生を歩み始めたばかりの時の出来事でした。

お客さまは、夫婦二人の第二の人生開始を記念し、ご夫婦二人でシルバームーンとして初めての沖縄旅行をご計画されていました。
しかし、その時から、下腹部に違和感を感じられるようになっておられましたが、もともと便秘気味であったので、それが原因だろうと思われ、市販薬を利用して様子を見られていました。
徐々に痛みの度合が増している状況でしたが、旅行の準備で外出する機会が多かったので、疲れのせいだろうと思い病院での診察は受けずに過ごされていました。

沖縄旅行まであと数日となっていたある日、普段通り夕食の支度をしていた時、突然、保険給付を初めて受ける出来事が、発生しました。
お客さまは、呼吸ができなくなるほどの激しい腹痛に襲われ、台所で倒れてしまいました。
近くにいた旦那さまがその異変に気づき、すぐに、救急車で病院に搬送されました。

搬送先の病院では、ご夫婦お二人とも想像しなかった診察結果が、伝えられました。
奥さまは、大腸がんに罹患しており、すでにステージ3の状態で、その腫瘍が大腸を塞いで腸閉塞になっていました。
あと数時間遅かったら、大腸が破裂し手遅れになって状況だったと告げられたのです。
奥さまは、そのまま緊急入院となり、翌日、約6時間に及ぶ腫瘍摘出手術をされました。

手術は無事に成功し、集中治療室での1週間に及ぶ経過観察を順調に過ごし、一般病棟に移られました。その際、保険給付について、お問い合わせがありましたので、私は、お見舞いに伺い、給付手続きのお話をさせて頂きました。

楽しみにしていたご夫婦二人での初めての沖縄旅行に行けなくなったばかりか、大病をされてすっかり意気消沈となってしまっているのではないかと思いながらご説明させて頂いていましたが、ご説明が終わった後、お客さまがおっしゃられた言葉で、私自身の生命保険のイメージを大きく変えました。

「給付金で孫とデートするために、リハビリを早く終わらせて、退院しなきゃ!」

この言葉をうかがう前は、保険給付金というと、入院や手術費用の補填といったマイナスを埋めるための意味合いが強いと思っていました。
しかし、このお客さまに出会い、生命保険が、病気を克服し生きる勇気・希望を得るための強い力となることを痛感しました。

お客さまは、慣れない入院生活、投薬治療の痛み、大変なリハビリと気が滅入る療養生活に対し、生命保険の給付を通じて、「お孫さんたちとのデート」というゴールを明確に設定し、療養生活の目的意識を明確にされたのです。

その後、お客さまは無事にご退院され、お孫さんたちと初めてディズニーランドに行ったそうですが、「生きる目的」の策定および実現の一端を担えたことは、仕事冥利に尽きると感じました。

このお客さま以外にも、生まれたばかりのお子さんをお持ちだった30代女性でステージ4のがんに罹患されたお客さま、東日本大震災において20代で未亡人となったお客さまと多くのお客さまに生命保険の給付お届けをはじめとした「生きるため」のお手伝いをさせて頂いてきた10年間でした。

生きていく中で、病気やけがをはじめとしたリスクを100%回避することは、非常に困難です。
しかし、このリスクを事前に回避できるよう予防策を図ること、リスク発生を想定し事前準備をしておくこと、この2つの有無で、リスク発生時のダメージをコントロールすることは可能です。

自分自身が病気やけが、万が一の状態になった時のことを考えることは、わくわくすることではありませんが、ゆっくり考えられる今だからこそ、もしものときの生きる勇気・希望への事前準備をしませんか?
生命保険は住宅の次に高い買い物であり、何十年という期間を一緒に過ごす目に見えない商品です。

ぜひ、もしものときに自分や大事な方が生きるための勇気・希望への事前準備である生命保険について、じっくりご検討頂き、そのお手伝いをさせて頂ければ光栄です。

お申し込みサポート部 安井

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