来た 見た 勝った

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

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「来た、見た、勝った」は、共和政ローマの将軍・政治家のガイウス・ユリウス・カエサルが、紀元前47年のゼラの戦いの勝利をローマにいるガイウス・マティウスに知らせた言葉とされる。

カエサルは6月にエジプトを発ち、途中シリアやキリキアの安定化に努めながらポントスに向かい、8月2日、ポントス西部のゼラでファルナケスと会戦した。
戦闘は4時間程でカエサルが指揮するローマ軍の勝利に終わった。
この時、ローマにいる腹心の1人ガイウス・マティウスに「来た、見た、勝った」と書いた手紙を送ったと言われる。
カエサルの文体は、共にラテン文学の双璧とされるキケロとは対照的に、明瞭簡潔を特徴とするが、この「来た、見た、勝った」の三語はその特徴をよく表すものとされる。
(wikipediaより)
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カエサルの名言で知られるこの言葉ですが、初めて耳にした時、「なんでこれ名言なんだろう???」と、とても不思議に思いました。

「来た、見た、勝った」って言われても、意味がわからないというか、そもそも「だから、それがどうしたっていうの???」としか思えず・・・。
といって調べて見るほどの強い興味も湧かず・・・。
結局そのまま長年放置し、記憶からも消えかけていました。

ところが、先日、社内図書室で借りた「ローマとパルティア」という本の中で、このエピソードが登場する場面が出てきて、長年の疑問が偶然解消しました。

遭遇戦から始まった戦いを瞬殺でローマの勝利としたことを、カエサルが元老院およびローマ市民に誇るために、あえてこう言った、みたいに書いてあって、ようやくそういう話か、と背景を理解できた次第です。

「敵軍が"来た"と思ったら、もう目の前に"見え"ていて、敵と戦闘になったと思ったらもう"勝ってた”」
「なんかもう、来た、見た、勝った、って感じで。一瞬。瞬殺。凄いよねー。ローマ軍最強だよね。」
「とりあえず、手紙にも、『来た、見た、勝った』とだけ書いておいて。それ以外言いようがないから。」
(カエサル談)

勝手な現代語訳で申し訳ないですが、そういう話だったらしいです。

どうでもいいことですが、なんかすごくスッキリだったので、ちょっとしたマイブーム的用語になり、一時期、ミーティングで機会あるごとに、「なるほど、それって所謂、来た、見た、勝った、ってヤツだね。」と言っていました。(得意げな表情で言っている自分を思い浮かべると赤面・・・)

でも、改めて見ると使える名言ですよね。
ちょっと言葉を換えればどんな場面でも使いやすいです。

ライフネットのウェブサイトも、来た、見た、わかった、というくらいシンプルでわかりやすく、給付金請求も、書類を、書いた、出した、振り込まれた、というくらいスピーディに、頑張ってまいりたいと思います。

お客さまサービス部 古川


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