続けてみなきゃわからない

投稿者:
ライフネット生命 スタッフ

9月から週4回程度のランニングを始めて、5ヶ月継続しています。
1日で走る距離は5キロ程度ですが、頻度を多くすることを意識しているためひと月に90キロ程度走ることもあります。

以前にもランニングはしていましたが、ここまで習慣となったのは初めてです。
「週4回も走るなんてストイックだね」と言われたりもしますが、もうすでに自分の生活の一部として習慣化しており自分ではストイックと思ったことはありません。

ランニング自体の効果は、ダイエット、ストレス解消などといいますが、5ヶ月継続したことで感じるランニングのメリットを書きたいと思います。

1.前向きになれる
ランニングには、脳を元気にする効果があり、うつ病に対する効果も様々な研究で実証されていると言います。
仕事でストレスが溜まった時、自分の中のダークサイドに陥りそうになりますが走れば前向きになれます。

2.達成感を味わえる
社会人になると仕事以外で達成感を感じることはそれほど多くありません。走るときには必ずタイムを測っていますが、自己ベストを更新した時の達成感はビジネスでは感じられないもので、素直に嬉しいものです。

3.継続すること重要性を認識した
これはランニングのメリットではありませんが、今まで何度も新しいことを初めては途中で挫折し、継続したものはほとんどありませんでした。
ランニングが習慣となって改めて「何事も継続しないと効果は実感できない」ことを痛感しました。

ただ、ここまでランニングを続けたとしても(たかが5ヶ月ですが)、辞める理由というのは今後もたくさん出てきそうですがそれを乗り越えてこれからも走り続けたいと思います。

最後に、ランナーとしても有名な村上春樹氏が走ることについて綴ったエッセイの中からの一文を紹介したいと思います。
ランニングをする者として心の奥底まで響く文章です。

同じ十年でも、ぼんやりと生きる十年よりは、しっかりと目的を持って、生き生きと生きる十年の方が当然のことながら遙かに好ましいし、走ることは確実にそれを助けてくれると僕は考えている。与えられた個々人の限界の中で、少しでも有効に自分を燃焼させていくこと、それがランニングというものの本質だし、それはまた生きることの(そして僕にとってはまた書くことの)メタファーでもあるのだ。このような意見には、おそらく多くのランナーが賛同してくれるはずだ(走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹 文春文庫 115ページ)。
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システム戦略本部 執行役員 成相


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