石倉洋子先生講演レポート「これからのキャリアのつくり方」

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ライフネット生命 スタッフ

こんにちは。ライフネット生命・人事総務部の岩田です。
さて、先日5月20日には、一橋大学・名誉教授で、当社の社外取締役の石倉洋子先生に当社まで足をお運び頂き、当社社員向けにご講演を頂きました。


今回のご講演では、「これからのキャリアのつくり方」というテーマでお話頂きました。

■AI等の新しいテクノロジーによって、これからの雇用のあり方が大きく変わる。
そして、これからの社会において必要となるスキルは、1.複雑な問題解決力2.ソーシャルスキル3.システムスキルへとより一層シフトしていく。
■世界の人事担当者は、未来を考える上では、テクノロジーの変化よりも、働き方の変化・多様化が重要なファクターだととらえている。
■ひとつの箱(組織や価値観)の中に留まらず、多様な価値観に触れる。
■絶対的に正しいキャリアなど無い。自分自身のストーリーをどう紡ぐか。
■自分の可能性に自主規制をせず、自分を信じて、昨日よりも良い自分を目指す。

・・・などなど、これからの変化・変革の時代に向けてキャリアを築いていく上で、とても心に残るメッセージをたくさん頂戴しました!
5月 岩田(人事1)さん.jpg
中でも、特に印象に残ったのは、「第二の仕事を持つ必要性」についての議論でした。第二の仕事(副業やボランティア等)を会社が積極的に認めていくことで、社員は、会社に所属しながらも多様な組織の価値観に触れることが出来たり、第二の仕事で高まったスキルで、本業での生産性を向上させる、という良い効果が生じてくるそうです。

石倉先生のお話を聞いて、個人的に勉強してみたのですが、最近では「トライセクター・リーダー」というのもホットな単語になっているようです。これは、キャリアという観点とは少し異なりますが、複雑化・高度化した現在の社会問題を解決するためには、パブリックセクター(行政)、ビジネスセクター(企業)、ソーシャルセクター(NPO)が協働することが必要不可欠であり、各セクターの垣根を越えて活躍するリーダーが必要だという考え方です。

より多くの方が、石倉先生の仰るような第二の仕事を持つことで、こうしたセクター間の垣根を超えるリーダーが生まれ、新しいイノベーション創出に繋がってくるのかも知れませんね。

私も、以前から石倉洋子先生の書籍を拝読させて頂いており、実際にこのように直接お話を聞けて感激でした。これから、石倉先生から教えて頂いたことを、実践してまいります!5月 岩田(人事).jpg

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