入社時を思い出してみました

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ライフネット生命 スタッフ

2011年6月に入社し、早いものでもうすぐ6年になります。ちなみに社員番号は103番です。
自分ではその意識はないのですが、すっかり古株の部類になってきたようです。
経理部への適性がどうかという突っ込みはあろうかと思いますが、過去のことはすぐに忘れてしまう性格なので、振り返りはあまり得意分野ではないのですが、自分が入社したころからずいぶん変わったなという思いもあり、入社当時を少し振り返ってみたいと思います。

2011年2月の採用面接。当時27歳。当時の経理部メンバー(N相さんともう1名)と、総務部長(人事総務部の前身)との30分程度の1次面接が終わると、当時の人事担当のK越さんに、「少々お待ち下さい」と言われ、もう今日の面接は終わりだと油断しておりました。すると突然、当時の副社長のI瀬さんが入ってきて、急遽2次面接が始まりました。I瀬さんからは、私が監査法人時代に会計監査を担当していた会社について、「それってUS-GAAPではどうなるの?」「企業価値はどのように変わっていく?」等、普段あまり考えてこなかったファイナンス系の質問で完全にパニックに陥り、何を答えたかは覚えておりません。I瀬さんとの面接が終わり、泣きたい気持ちで会議室でぼーっとしていたら、当時の社長のD口さんが入ってきて、急遽最終面接がはじまりました。「僕の本は読んでいただけましたか?」私、「読んでいません…」、そしてあれよあれよという間に最終面接が終わっていました。ベンチャーは一日で面接を終えるのか!初回の面接が終わってから役員面接対策を…と考えていた自分の認識の甘さを痛感しました。

こんなお粗末な面接でなぜ内定をいただけたかは分かりません(噂で聞いたのは気が強そうだからだとか。)が、少し考える時間を頂戴し、当社に入社することを決め、お返事をしたのは2011年3月11日の朝。その日の午後、東日本大震災が起こりました。被害状況の心配は当然のことながら、自分の内定はうやむやになり取り消されるのではないかと、根拠のない不安に襲われましたが、無事入社することができました。

2011年6月入社。入社初日か2日目ぐらいに、上場準備メンバーにアサインしていただきました。主にJ-SOX周りの担当で、会社の規程って一からどうやって作ったら良いのだろう?と固まったことを覚えています。全てがはじめての仕事で、自分自身はあまり何もできずみなさんに助けていただいてばかりでしたが、2012年3月に無事東証マザーズへの上場を果たすことができました。その後、2012年3月に入社したK藤さんにずいぶん助けていただきながら、当時新卒2年目になったばかりのM田さんと上場後初の株主総会をなんとかやり遂げ、入社1年を終えました。

あれから約6年経とうとし、入社当時は若い方から5人以内に入っていた自分がいつの間にか中堅社員のようになっています。時の流れは早いなと感じるとともに、今の時代の変化の速さを象徴するような当社の変化の速さを肌で感じています。
特に結びのない単なる思い出話になってしまいましたが、初心を忘れず、引き続き邁進したいと思います。

経理部 波多野

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